・平成30年 10月半ば オリジナル鮎竿について 思う事。

鮎の一生は壮絶である事は釣りをされる方なら殆どの方は御存知だと思う。
何が精悍な姿をして壮絶なのであろうか!
鮎は鮭科の生物で個々の持つDNAは体長1mにならんとする鮭のDNAと同じで遡上の目的は母川にて子孫を残す作業をして一生を終える事。

では何が壮絶であるのか!?
それは自然界の掟・摂理・試練共いうべきであろう「抱卵間際の増水・濁流」で儚くも一生を終える時。
 負の連鎖がはじまりだす。

今年の福井県の河川の9月の状況がまさしくそうであった


平成25・26・27年と歳を追って天然鮎の釣況は悪く型も12〜15cmばかりが7〜8月の盛期に釣れ続ける事が多くこの個体が親となれば
30cmの子供に為る確率は「ゼロ」に等しくなる。
普通産卵を終えて2〜3週間で孵化をし海に戻る。
海水温の方があったかい為とDNAがさせる法則であり今年の神奈川県・相模川の様に稚鮎が溢れだす程遡上し網ですくって帰るという
未曾有の状況来天然遡上の難しさを垣間見る。
湖産