Ayuing
リール使用の鮎釣りは邪道なのか?!
先ず釣具業界の業績は右肩下がりで落ち込み続けてる。
廃業・転業をするのも止むを得ない原因は天候不順+コロナ・・・資金繰りも・・・・・・
まあ1〜2〜3月を乗り越えたらと・・・・・・雪がなくなり、春が来たら・・・・・・・
湖産鮎12t+天然鮎遡上10t推定)50〜100尾釣る事が普通であった良き時代
釣れる事で技術も道具も進歩する。
「フナヤオリジナル鮎竿」で実経験させて頂きました事感謝に耐えません。
良い竿の基準も9m300g±10%元径25〜26mm
の範疇で選択¥75000〜280000・・・・延べ竿。
これがリール使用OKなら竿¥15000+リール=???
リールを使うケース@磯竿調子1−36〜1−45〜1〜54〜1.5-45〜1.5−54〜2−45〜2〜54等々
A竿が@と同じくリールを付けるという条件・但しインターライン3m〜6m ここでは拘りを持ってリールは糸よれを何より嫌う0.05〜0.2〜0.3金属糸を巻く! 両軸受けリールが活躍する。はず!ABUアンバサダ-1500・2000・2500・3000・3500・4000・5500・・・6000〜10000までTPOや戦略に応じた大きさの機種をチョイスする。
(AMBは正規代理店の他並行輸入・貿易商社等からも購入が可能である。20周年・50周年記念機種等価格がプレミアム価格になってしまっている)
購入価格が\3000〜5000ならダイワ コロネット シマノ デミ オリムピック
ミゼット シリーズからチョイス・・・・・小型軽量だが飛距離を出す機能はない。
飛距離を求めるなら[ベイトキャスティング」リール・・・¥5000〜100000
デザイン・機能・精度 MAID IN JAPAN
さて、ここではリール効果、構造の差是是非非を述べて置く。
「リール機種」【固定 スピニング・・・ スプールに一杯の糸を巻いて遠投する時はベールを起こして糸を出し魚信を待つ、巻き上げる時はベールヒンジを支点としオシュレートし回収する構造。この時リールの糸はネジレを作りながら繰り返し折り返しスプール中に戻って来る。何とかして糸撚れを解消すべきは中〜上級者向けクラス仕様BベアリングI5・15000円以上のリールを使い糸撚れを作りにくい環境でストレスのない釣りを楽しみたい。釣りをしていて5回釣行したら先糸の10mは切り捨ててしまうのが得策かと思う。リールの道糸は糸巻量表示の100〜110%多めに巻きたい。 これからがこの一番重要な部分である。
今や昔、昭和40年代頃に古川トンボ氏という人が「古川トンボ」と言うトンボ型の鉤を考案し、商標登録まで済ませた。が、某メーカーがそれを製造りして発売したのは有名な話だが古川氏自身のスタイル・意のままに操作性を持つ純心で忠実に働きを道具は今で言うカスタムロッド・リールはのされて下竿になった時 確固たる自信、信念を貫いて先駆者的行動力を持っていた。氏は昭和20年後半には竿で言う中通しを発案しリールが必要だと考える。これが古川トンボの真骨頂である。強い瀬では竿は固定して使うかの様に操り瞬光、流速より早い銀麟〜閃光・・・のされた竿が下竿と成りつつもあっという間に主導権を取り返した。
[This is 攪乱(かくらん)ロッド]大物釣りを指向する釣り人は太いハリスや道糸で獲物を狙うことを止め自分の力量をより細くしかしより強い物(ハリス)に求める。つまりリールが道糸をストックする事で竿のベンドが変化しうるという事である。
リールは竿本来の曲がりを釣人に優位なベンドとする道具なのだ。 想像・・・なにした?!えへへへ!鮎に糸を食らわせた。リールをテンカラのラインストッカーの如く使ったのであった・・・トンボ氏の鼻の穴が膨らんだ…想像。リールは糸を巻き取るばかりにならず阿波釣法のLB(レバーブレーキ)攪乱釣法の共通性は共に魚の引きに竿が負けていると感じた時、瞬時引き合っている道糸を相手に与えて竿の曲がるベストポジションへと展開を取り戻す。負と正-豪と柔の繰り返しで大物を仕留めていく。LB(レバーブレーキ)も庄内竿も魚が乗った時糸を出す体制をとれれば良い。
話を戻して・・・鮎釣りにリールを使う事で釣り全体を再認識するだろう日本の伝統的釣り「鮎釣り」を今後は、大いに飛躍させて欲しいと思う。但しリールを使う事の弊害は今思い浮かべるだけでも存在する。禁止事項や地域性による制約等を造り5〜10年掛かっても少しずつルールを改修して長い目でトラブルのない古いが新しい鮎釣りにしたいものだ。
リールを使う鮎釣りが邪道だ!と言う安直な返答は未来永劫進歩がなく新しい何か!?を考えなければこの素晴らしい伝統が結果、衰退してしまいかねない・・と思う。