風切竿


竿85 早瀬POWER
(征龍竿+翔龍竿)÷2−50cm=風切竿・龍
200g(プロト) 先径1.4mm/元径22~25mm 


風を切り、水面を切り開いて華麗な「龍」が参上!

風切竿85(200g)
早瀬POWER
2013年新製品【限定生産】
2014年5月追加生産決定…10本6月20日頃完成
シャープな竿は立ててもベタ竿にしても風を切ってしまうのである。
長竿でのスリム・軽量化は意に反して柔らかさを生む結果となってしまう場合が多い。 
 限定条件の釣り場を攻めるのであれば!短竿8m〜7mそれも良かろう。 
風切竿85は9mの節切りとカーボン素材グレードUPとバランス取りで生まれる。
中小河川でも大河川でも追い風・向かい風・山風・谷風・吹き戻し・フェーン現象等々
「風の影響」による釣りづらさである。
抵抗を減らす為には竿が短い事そして、竿の調子が硬めである事が重要なファクター
であったが超硬竿を造るつもりは今回はない。
テーマは磯竿で言う5m調子。姿・形は5.3mそっくりだが延ばした時の張りが違う。
掛けた時の竿立ちと操作性が違う。
磯竿5mが鮎竿で言うと8.5mに匹敵すると考えた。

理想の形は(翔龍竿+征龍竿)÷2−50cmであった。
翔龍竿の最大の優れた点はその細身から想像出来ないPOWERと
200gそこそこの軽さから来る操作性の良さである。
征龍竿は早瀬ハイパワーの名の様にオールラウンドに対応するSUPERROD。
しかし解禁当初や小鮎ゾーンではオーバースペックになり得る無類の潜在能力の
高さを秘めた竿である。
理想は細いが強すぎず、弱すぎない、張りすぎない程度に張りがある竿である。
(言うはやすし!です)求める物を形にするには時間と経費が掛かりました。
プロトA・プロトBを経てプロトCでやっと光が差し込んできました。
プロトCをもう少しシャープにする様に切り寸法と素材の見直しを表にして依頼した。
全面改良!?やり直しと言う事!?
激しい怒りが返ってくるのを耐えて今一度思いが成就する様に頭を下げた。
製作する側にもプライドはある。
無理難題を言っているのは私の方である。
熱意と熱意 情熱と情熱の鬩ぎ合いの末「今回だけ・・・・」と言う決まり文句で
プロト3Dは完成した。
TESTに行く度に愛着と信頼と高性能を感じ取った久し振りの感覚だ。
使う度に適度に抑え込み且つ正確な弧を描く「風切竿(ふうせつかん) 龍85」で 
脱9mのメリットの多くをいち早く感じて欲しい物である。
状況と抜きのタイミングさえ間違わなければ25cmクラスも飛ばすこの竿。
全国の件の河川での風を切るが如く高操作をして今季の活躍が目に浮かんでしまう。

ちなみに各メーカーとも9m以外で短竿と長竿をテーマに新製品をアピールしている。
10〜11mは深トロや立ち込めぬ瀬を攻めるのに功を奏す。
しかし抜く!細かい操作をする等の動作、ましてや風に弱点を露呈しモーメント指数も
跳ね上がり、軽量化すれば非力さが際立ってしまう。理想と現実のギャップである。
85はある意味理想の長さと言える設計力学でも8継の各節を縮める事で鋭さが増す、
軽量化、高操作性を生む。突き詰めれば次世代のテーマと言えるのかも知れない。
153000円(本体価格)
168300円(税込)
今期追加生産決定!26年6月
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