今日の出来事的 歳時記 奇談
2013年 7月
平成25年7月20日(土) 福井駅周辺再開発に思う。 |
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空港のない県。強いて言えば定期就航出来るジェット機用滑走路を持つ空港のない福井県。 勿論、構想はあったが、地域住民の反対が押し通り絶ち切れた。 そもそも空港の価値と言う物は車・汽車を使って行くより早く行ける為、言い換えれば孤島や便利さが欠如された地域にあればアクセスが良くなるという交通手段であると思う。 今JRを使い、北陸道を使えば関西=大阪・京都へは動きが良い。 問題は関東=東京・神奈川へのアクセスである。日本の首都東京やディズニーへ行く便利な方法である。 JRも高速も京都か米原か名古屋で出るか新潟から上越線に入るか待ち時間等でも嫌になる。 福井から羽田直行便があればは県民の思いでもあるはず。 JRも北陸新幹線金沢〜福井〜敦賀間が完成するのは2025年の予定とようやく重い腰を上げた。 福井県の負担額も1600億円と大きくどこまで利便性が良くなるのか? 新幹線=高架=周辺再開発で福井駅周辺は中途半端なたたずまいを見せ続け2025年あと10年余りも続くのであろうか? 原発は再稼働にしろ廃炉にしろ大きなリスクを背負う。 リスクといえば福井駅周辺はビジネスホテルが沢山ありそれなりに利用されていた。 再開発は20年前より説明や交渉があり10〜15年前から立ち退き〜取り壊し〜移転が始まりいきなり建ったのが大手ホテル2軒。 回りのホテルは以前の様な活気はない。 人が遠のくと周りのお店にも影響が出始める。 「真綿で・・・・・」の如くじわじわと息の根を止められる。 私も元々は福井駅周辺育った「街の子」だ。 行き付けだったお寿司屋さんが2軒・居酒屋が2軒なくなった。 そして・・・・・再開発で駅の近くへ移転して順調(ここ1年多忙で行けなかった)と思われた割烹の前を通ったら「貸店舗」の看板が・・・・・・・・。 県都・福井の未来は20年後には明るいのかもしれないが1〜3〜5〜10年と「生きる為の証」をせねばならぬ。 亀の様では「先の見えぬ現代」のペースではない。 |