今日の出来事的 歳時記 奇談 2012年 3月~4月~5月

3月3日 渓流解禁と放射能汚染  3月11日 3.11 (3~4月は鮎DM原稿造りで多忙を極め5月は催事で更新出来ませんでした。5月もこのページで掲載です)
4月1日 エイプリル フールと天然鮎遡上   4月14日 忙中缶あり!  4月19日 爆弾低気圧の爪跡   4月26日 一つテンヤ    5月13日 第27回鮎竿あゆグッズフェア・・祭りの後
5月28日 世界禁煙デー
  

2012年5月28日(月) 世界禁煙デー
5/31は世界禁煙デーという事を知っている方はどの位いるのであろう。
私も20年前迄はヘビースモーカーであったがある事を切っ掛けに禁煙を決意。
半年を掛けてひどい時は100本余りを吸っていた煙草を止めた。
回りの友人達も含め世界的に禁煙・煙草離れは確実に進んでいる。
喫煙による事で誘発される病気や心臓発作を世界保険機構(WHO)が全世界に発信しているのが「世界禁煙デー」の根幹である事は言ううまでもない。

たばこはお酒・コーヒ-と同じ嗜好品であるが嗜好品の消費はアフターファイブ以降に伸びを示す。
リラックスタイムに楽しむ、小道具の一つであったが、愛煙家のみならず副流煙で回りにも影響・加害を与えると言う事になればベランダの蛍族になるしかなくリラックスとかヒーリングという状況でもない。
仕事中の喫煙はどうであろうか・・・・?
熱中している事があれば煙草に火を付けたのも忘れ燃やしている?だけなんて事も多々あった。
いらついている時の煙草の味はまずかった様な気がする。

釣りにも魚信(あたり)を待つ間に一服!という風景が思い出される。
魚信があればくわえ煙草とはいかずポィ捨ての記憶がある。
人にも環境にも悪い事をやっていた。(反省) 
 
愛煙家の応援をする訳ではないが喫煙によって税収は上がりJTの大株主である日本政府の収益も上がるという皮肉さもある。政治家が「煙にまいたり」前言が「煙の様に消え去る」のはその為であるのか・・・・・・・????
2012年5月13日(日) 第27回鮎竿&あゆグッズフェア・・・・祭りの後
第27回鮎竿&あゆグッズ
フェア

5月11日(金)
12日(土)
13日(日)
開催。

12日午後3時
小澤 剛
高橋 祐次
トークショー
他 画像なし
なんとSDカードを入れ忘れたなり~っ。

今年も連覇なるか!剛さん
下馬評では
マスターズも
G杯も3連覇
確実視!

多忙すぎて
トーナメントに
集中出来ていない様な気がする祐次さん
今年は何か
秘めた闘志を
感じた。

これらの画像は最終日慌てて写した画像。

皆さん一仕事
終えてほんわかムードが漂う中でのハイポーズ!
この2ショット
2人の表情
どう見ます?
2012年4月26日(木)
一つテンヤ
一昨年よりじんわりと新たなブームを作りつつある「一つテンヤ・真鯛釣り」にチャレンジ!すべく機を伺っていたがタルイカ後は行けども釣れぬ釣行でここは連休前の景気づけも兼ね旧知の友でもあるMH・SAKAEの船長「杉本」さんに予約を入れた。

当日は7時三国出港の約束。
5時半起床の目覚ましをSET。
1時に布団に入るが寝付けない。
2時・・・・・・・3時・・・・・ZZZZZZZ。
5時15分同行する女房に起こされる。もう少し寝ていたい・・・・・5時45分起床。用意は昨日11時頃まで掛かってして置いたから歯磨きだけすれば出発!

いざ三国~鷹巣沖の真鯛達よ!
勝負!~っ!勝負!

酔い止めも飲んだし、凪も良さそうだし、天気はまずまずだし、我が弱点の船酔いは心配なさそうである。
テクノポート店で氷を買い、お隣さんのファミマで飲料水と軽食を買い、船着き場に着いたのは6時35分。
船長はもう乗船してデッキを洗っていた。5分後には出港。
大グリに着け、手早くスカンパーを立て、船首よりパラアンカーを投入。
第1ラウンドの開始である。水深55m テンヤは8号をセレクト。
潮が行っていない仕掛はほぼ真っ直ぐに立つ。着底後5~10m巻き上げ魚信を待つ。
反応がない。シャクリを入れても、待てども試練が続く。  辛抱堪らず、底を叩く。
竿先がコンコンと反応する。魚信である。大きくあわせる!乗った!竿先がコツンコッンと叩かれる。
真鯛の首振り!? しかし、のされがない慎重に巻き上げて行くと白い腹を見せて獲物が上がってきた。
巨大なフグである。50cm近くある丸々とした「マフグ」である。
船長より「マフグ」の講習を聞く。皮に毒がある為「テッピ」は駄目。身は安全、干物にすると美味とか・・・私は遠慮します。
その後も大カサゴ(35cm~40cm)・キツネメバル(40cm)を釣りながら、丁寧に場所移動もしてくれた。
65cmラインでついに、本命の「真鯛」と出会う事が出来た。
テンヤを5m以上巻き上げて竿先を持ち上げ様とした瞬間抑え込んでる感触あり!
ここでも合わせを入れる。瞬間ドラグが小気味よくチーッと滑る。完全に真鯛を釣った!と言う手応え!
緩めにセットしたドラグは触らない様に、いつもになく慎重になる。ばらしたくない!第1号のテンヤ真鯛での獲物である。
やはり引きは違うドラグが滑る~気持ちいい位滑る。
釣り人にしか味あえない、ゾクゾクとした感覚・快感である。
玉網入れは我、妻にして頂く。満足の釣行であった。
CM・・三国・鷹巣沖の船釣りなら  「良い仕事します!」
「MH SAKAE」 ルアー・エサ釣りどちらでも可。詳しくはフナヤ 福井店迄御電話下さい。
空き日・時間・料金等御連絡をします。
2012年4月19日(木)
爆弾低気圧の爪跡(大樟港防潮堤破断)

大樟新堤から破断した旧堤を望む。
3週間振りに海へ出掛けた。
雨・雪・台風並の強風等、釣りに行きたくても釣りは出来ない状況が続いた。(個人的な休みは水曜日)
福井新港では尺アジが連日連夜釣れているのは分かっているが
向かったのは越前町・大樟方面。

厨にも道口にも大樟旧堤にも人は見えないが「場所取りバケツ」が、一人数個単位で置いてある。
夕方過ぎの釣行待ちの為のアピール行為である。
ここでは「小言はおいて置いて」

人がいない新堤へ向かった。
何を釣るかって!?
4月中頃まではヤリイカエギングを楽しむつもりであった。
ほぼ一年中餌木を振っている事になる・・・がさっぱり釣果に結び付かない。下手と言うより、何を何処へ釣りに行くべきか方向性と作戦のSTORYが描けなくなってきたのであろう。
話は戻って、パックリ防潮堤とケーソンがない!
向かって中央左側に斜めに四角く見て取れるのがケーソン。
台風でも壊れないのは真冬の日本海側の大荒れを防いでいるから。
波高が10~12mあったらしい今回の爆弾低気圧、又しても想定外。
自然の計り知れないエネルギーを感じる。

釣果は想定通りでありんした。
2012年4月14日(土)
忙中缶あり?
時間に追われていたのが左のDMの原稿提出の為であった。先行して勧めていたお陰で「仕上がり掛けていた頁」を打合せの次元で手渡しする事が出来、上がってきた「ラフ」がこれです。見た事ある「フナヤパターン」になるのはデザイン製作会社が同じだからでしょう。
今からが激務となります。
デザイン・文字ロゴ・バランス・誤字脱字・数字の間違い等をチェックしなければなりません。
毎年刷り上がってからミスを発見するのが常。
神経もすり減ります。

そんな中COFFEE BREAKならぬマンゴーソーダゼリーBREAK TIMEを楽しんでいる。
煙草も珈琲も以前は愛飲した。もう20年位断っているが、120円でゼリーの喉越し炭酸の快感、おまけにナタデココの食感迄楽しめる。冷凍室で更に冷やして25回振って、
すすり飲むべし。不思議な食感を楽しめる。
2012年4月1日(日)
エイプリル フール と 天然鮎遡上
4月1日は軽い悪ふざけや嘘を吐いて良い日。子供の頃はそれが楽しかった。
大人になり嘘を吐いても仕方ない日がやたらと増えだしせめて今日位正直でいようと思う人も多いと思う。
日本政治の世界も嘘だらけ。せめて「嘘は吐いても約束だけは守って欲しい」との思いはまさにこの言葉に集約される。

最近の「私にとって嘘の様な話」・・・・・・某漁協組の組合長の突然の交代劇。
推測で申し訳ないが、前々組合長も前組合長に足元をすくわれる様に(?)交代。
それが今回は前々組合長関連から推挙され見事重席に就かれた。
役職は手腕を持ってその責を果たすべきでK氏もI氏もY氏知識人で常識人であるといえる。
只、無難に役職をこなしている方を秘かな密約で引きずり降ろさなくては行けないのだろうか!?
組合を牛耳ると何か「利権」があるのかと「あらぬ詮索」をしてしまう。
協同組合だから事業をし収益を上げ納税し社会貢献をするのが目的である。
収益の大半が「遊魚券販売」であり支出の大半が「放流魚購入及び付帯費用」である。
つまり鮎の釣れる・釣りやすい河川・体制に導くのが、理事であり組合の顔・組合長であると思う。

御存じの様に鮎の生育別に「湖産」「人工産」「海産系」「天然」鮎に分類される。
詳しい話は後日として、なぜ鮎が分類されなくてはならないか・・・・・・・・・・・・・それは「冷水病」の所為であり、ウィルスに強い個種を増殖した河川が、人気を博し、指導した河川漁協組は収益を増やしている。
現状での答えは「天然鮎の増殖」である。

今日は天然鮎遡上に関して記述したい。
あと少しすると秋に産まれ冬を海で過ごした稚鮎の遡上が始まるが遡上のタイミングは水温の上昇である。
昔から言われる雪が多いと河川水量も安定し豊漁とか、逆に大雪の年は雪代がいつまでも冷たく遡上が遅れ生育も悪いとか言われる。
しかしこれらの論理は海産系親鮎が産卵し、次世代を担う孵化した幼魚がいる事が前提である。
何故、当たり前の事を力説するかは「冷水病」による「放流鮎」の歩留まりの悪さの為による釣果の悪さである。
養殖業者が無菌の鮎を作っても河川の中に冷水病ウィルスは、いて放流後次々と感染していく。
つまり縄張り意識の少ない温室育ちで、しかも「保菌したストレス鮎」を作る事になる。
ニュージーランドではフェルト底は他の河川から菌を持ち込む可能性があるとして禁止、勿論ウェダーやタイツ・靴の消毒は義務となっている。魚の保護・河川の保全管理感が徹底されているのである。
鮎の稚魚遡上・放流は4月より始まるがサクラマスは2月鮎は6月からの入川となる。
サクラマスも稚鮎を捕食するが2月この頃から釣り人のマナーとしウェダー等の消毒を徹底させる事としたい。
冷水病に打ち勝つ鮎は海産系・天然鮎=俗に言う「一番鮎」という生育良好な鮎であろう。

昔は勝手に殖える環境であったが環境変化で鮎の宝庫では明らかにない。
抜本は親鮎の保護・禁漁なくして「子」は増えない!に尽きる。自然の摂理や体系を変えるのは「人間」の技である。
それ故、是正・修正という知恵も持つのが「人」である。春になる前に策を講じておかなければならない気がする
2012年3月11日(日)
3.11
東日本大震災から早1年の月日が流れました。
震災の復興はまだまだ充分ではない物の確実に少しずつ進行している。
只、東電福島の放射能汚染問題が日を追う毎に深刻さを増している様な気がする。
見えない恐怖・内部被爆・複合災害等々マスメディアを通じて色々と放射線量汚染についての新たな情報が知らされる。
セシウム137+134の合計数値が500を越える食物は暫定基準値以上と言う事で食用としてはいけないと言うのは理解出来し得ても空中に飛散され風に運ばれ雨や雪により地上に散布され動植物に蓄積され続けるという状況は驚異である。
黄砂やインフルエンザウィルスが大陸から飛散される事実の様に日本国中、風や雨で汚染される可能性がある訳だ。
単純に、ガス漏れ・水漏れが発生すれば元栓を閉じる。
が、その原因を作った原子炉の始末?が出来ていない。
勿論、危険を顧みず作業にあたっている現場の方々には頭が下がる。
しかし、2次~3次~4次災害と何時何が起きても不思議ではないのに危険すぎる核燃料棒系統の始末は手付かずの様である。

北関東が東京~神奈川~静岡~愛知と広がり、宮城・山形・岩手・秋田・青森へと北上して行くのだろうか?
食物のセシウム汚染検査は大事だと思うが、洩れだしている放射能の大元を何とかする方法を一刻も早く何とかすべきではなかろうか。
所詮、東京・大阪には造らない過疎地域に建てられる迷惑施設であり供給されるのは東京・大阪だ。
東京湾に面した場所に原子炉があり福島の様な状態であったなら政府・都知事の対応~処置も変わって行く様な気がしてならない。
人は法の下では「平等」だ。汚染されていく海・川に住む魚達も自らに責任はない。
平等であるはずが不可抗力とは言え差別を生んでいる。(3/11フナヤ釣り情報前書きより加筆)
2012年3月3日(土)
渓流解禁と放射能汚染
福井は一部2月より渓流が解禁となるが全国レベルでは3月解禁が圧倒的に多く待ちに待った解禁に合わせて道具の点検補充も行われる筈だが、福島第一原発の放射能洩れは渓流釣りファンにまで暗い影を落としにかけている。

東京・栃木・埼玉・神奈川・山梨・群馬・岩手のヤマメ・イワナの放射能汚染まとめ/渓流魚の放射能汚染を釣り人としてどう受け止めるかについて

【フライの雑誌社 HP2/26付より抜粋】

3月のヤマメ、イワナの渓流釣り解禁を直前に控えた今になって、「渓流魚の放射能汚染を調べなさい」というおふれが出ていた。ここにきて一斉に、福島県近隣各都県でヤマメ、イワナの放射性物質検査が行われている。
その結果を以下にまとめた。

ちなみにこれらの検査はすべて各都県が主体だ。水産物調査の先頭に立って旗を振るべき水産庁による調査はひとつもなし。水産庁はこのまま、「放射能のことは文科省に聞かないと…」とだんまりを決め込んだままなのだろうか。
あるいは栃木の解禁延期の時の様に、「食品衛生法絡みは厚労省の管轄なので水産庁が単独で判断できません」と逃げるんだろうか。

岩手県 
砂鉄川 一関市 ウグイ 240ベクレル/kg
矢作川 陸前高田市 ウグイ  225ベクレル/kg
矢作川 陸前高田市 イワナ 155ベクレル/kg
砂鉄川 一関市 ヤマメ 113ベクレル/kg
矢作川 陸前高田市 ヤマメ 88ベクレル/kg  

栃木県 
小百川 日光市 イワナ 269ベクレル/kg
荒川 塩谷町 ヤマメ 224.9ベクレル/kg
那珂川 那須塩原市 ヤマメ 202.7ベクレル/kg
箒川 那須塩原市 ヤマメ 155.7ベクレル/kg ほか

東京都 
多摩川水系秋川 あきる野市 ヤマメ 81ベクレル/kg

神奈川県 
相模川水系本谷川 清川村 ヤマメ 33ベクレル/kg
酒匂川水系狩川 南足柄市 ヤマメ 27ベクレル/kg
酒匂川水系皆瀬川 山北町 ヤマメ 37ベクレル/kg

埼玉県 
中津川 秩父市 ヤマメ ND(20Bq未満) 
有間川 飯能市 ヤマメ ND(20Bq未満) 

山梨県 
桂川 ニジマス ND(3〜8Bq未満)
小菅川 イワナ ND(3〜8Bq未満)
須玉川 アマゴ ND(3〜8Bq未満)

群馬県 
桜川 ヤマメ 299ベクレル/kg
沼尾川 伊香保町 ヤマメ 336ベクレル/kg
烏川 イワナ 166ベクレル/kg
薄根川 ヤマメ 257ベクレル/kg

※暫定規制値(魚類)
放射性セシウム(セシウム134とセシウム137の合計)500Bq/kg
放射性ヨウ素   2000Bq/kg

※新 規制値(魚類)
放射性セシウム(セシウム134とセシウム137の合計)100Bq/kg
新規制値は4月より施行される数値
新基準値は食品を4区分し、粉ミルクなどの「乳児用食品」と「牛乳」が1キロあたり50ベクレル、水道水やペットボトル入りのお茶などの「飲料水」が同10ベクレル、それ以外の「一般食品(肉・野菜・魚・穀物etc)」が同100ベクレルとした。
設定にあたっては、食品からの被ばく限度を現行の暫定規制値の年間5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに引き下げ、各年代の平均的な摂取量などから食品区分ごとの基準値を算出した。

釣り人がいくら腕をみがいて、道具にこだわって、ムシを勉強したところで、釣り場がなくなったらどうしようもない。
メーカーは新しい道具を作って売ったところで、どこでなにを釣ればいいのだ。地元観光業者があの手この手でがんばって釣り人を集めても、放射能で全てが無と化す。イワナやヤマメを増やそうと努力してきた研究者も市民グループも、何の為の放流・保護なのか意味を成さない。携わってきた釣り人たちも同様。川から子どもたちの歓声が聞こえなくなる。

河川がいったん放射能汚染されたら、50年以上たっても魚の汚染は消えないというそれはチェルノブイリ事故で明らかだ。河川や山を除染するのは不可能だ。セシウムは空気分解し辛い物質で汚染されると木々や川、そこに棲んでいる魚迄もが急には元には戻らない。

論理が一人歩きを始めるとこれ以上の放射能汚染を引き起こすような原発は諸悪の根元だという結論になる。
ごく単純な理屈だ。輪をかけて原発が出す核のゴミ捨て場さえ決まっていないのだ。
「勿論キャッチ&リリースが原則となるが栃木県はそれに加えて解禁が延期となった」

論調は以上の様であった。
過敏になり過ぎて要るのか?実際、汚染が益々危険を増大さしていくのか。
魚ばかりではない米・野菜・肉類を食べない日はない。
【栃木県の渓流解禁延期は、対岸の火事ではない。】