フナヤWEB日記(鮎・烏賊の話題・情報・出来事・エピソード・釣果)
「鮎とれとれU」でスタートでしたが年間を通じての釣りに関してのエピソード−で再スタート

 福井の海釣り(越前海岸)・河川(九頭竜川・足羽川の鮎釣り)を中心に
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2008年7月3日(木)
真名川・大野市九頭竜川解禁

集約的に鮎人口が多い大野市地区。
河川と街との密着性が高いのも特徴。

何よりも真名川という清流が宝。
岐阜で言う「郡上」と相通ずるものがある。
大野の鮎は美味しい。

いよいよ、7月5日(土)解禁!

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2008年7月6日(日)
九頭竜川は瀬が良く似合う!

今更、九頭竜川の名の由来を多くは語らないが、岐阜県境から三国まで116km。

一身九頭の龍の伝説はロマンと共に河川に対する畏敬でもあろう。
足羽山にある「黒竜(くろたつ)大明神」の神号から越前を流れる川を「黒竜川」と呼ぶ。
黒竜大明神をくずれ明神と記されるのは崩れ川との呼称が交じったのか?
くろたつがわ=くろりゅうがわ=くずれがわ が くつれうがわ と呼ばれたのだろう。
龍の如き、変幻自在の天空を翔る様な男性的な流れは「九頭竜川」の名が相応しい。

瀬釣りの宝庫「九頭竜川」 鮎釣り人はここでは好んで流芯に竿を差す。
強烈な魚信が鮎釣り人を「虜」にする。
20cmは・・23cmは・・25cmは・・それなりの思う存分の引きを体感させる。
背針も良かろう!オモリは、なお良かろう!!
硬めの竿は、一本は持つべき川だぞ!
のされて、飛ばされるのも良かろう!竿を折られるのも他では出来ない経験。
悔いを残さないなら掛けるだけで良かろう!
取り込んで、引き舟に入った鮎が「釣った!」鮎。
あくまでも自分にあう瀬の流れを見極め「瀬釣り」を楽しんで欲しい。

鮎釣りは掛ければ、掛ける程上手になります。
オモリ嫌いはにんじん・ピーマン嫌いの小学生。
克服してこそ、美味しい・幅が出来る鮎師になる。

今日も瀬は人で賑わう。
何故って・・・・・・釣れるから!!瀬の鮎釣りはオモロー!

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2008年7月10日(木)
ワンタッチハナカンの事。

一部の鮎師を除いてはハナカンは押し込めば鮎に刺さるワンタッチ式を使われているはず。
元祖は鈴木釣具工房製造の鮎ワンタッチ・ハナカンだ。
燐青銅や18金・純銀製迄金属という金属で造られたのリング式ハナカンか、
焼き入れされた鋼で造られたフック式ハナカン全盛期に出現した。
珍しい物好きの私は、福井では第一にワンタッチ・ハナカンを使用したと自負する。
こんな便利な物があるよ!と説明しても、なんど言っても「外れる!」の一言で却下。
αBIGの錨針巻き器の時もそうだった。一人一人納得するまで説明。
少しずつ広まって行く・・・口コミの輪は2〜3年掛かって大きくなった。
確かに外れる時もあった。が、それには理由もあった。
ハナカンを結ぶ三角の頂点が微妙にずれるとコイルバネが外れる力に作用するのだ。
原因が分かればそうならない様結びを工夫すれば良いだけ。
ハーフヒッチは内側と外側から均等にして、一滴皿に落とした接着剤をスティックで塗り、固める。
「一滴皿」はオオネ工業の製品であった。
ハナカンの話に戻るが鈴木工房のコイルバネハナカンには致命的使用不可状態になる時があった。
コイルの軸からの滑落で、バネが効かなくなる事である。

そこで、何が良いのか色々、試使用の結果「壊れない軽い・差しやすい」等々、総合力で、
「オオネ工業のタッチワン・ハナカン」を20数年愛用している。
ヘキサゴンに回答者として、パフォーマンスを繰り広げられている、
「御大 村田 満氏」も愛用者として有名。
このオオネ工業、発明家の大城社長のアイデア商品で成長していた。
「針巻きA-1・三編み機・F−1キャップ・ハナカン仕掛専用仕掛巻き・鮎缶・鮎ボート」etc etc
必要は発明の母なり!細部まで考え抜かれた商品が沢山あった。

しかし、残念な事に、海外商談中に突然、大城社長がご逝去されオオネ工業は消滅した。
現在でも「タッチワンハナカン」は明邦化学から「鮎缶・角-中と鮎ボートEX」は大島製作所から、
販売されている。良い物は残るという事だろう。

大城社長もユニークな発想と同時にしゃべりの上手さ・人柄のユニークさを思い出す。
小社の鮎竿・あゆグッズフェアに実演販売をして頂いたのが御縁で懇意にして頂いた。
年に2〜3回、前触れのない電話があって、延々と釣況から問屋さん事情や商品の事を、
ほぼ一方的に質問攻めの後、自分の考えを喋って、突然尻切れ蜻蛉の様に、
「それじゃ又お邪魔しますわ・・・・!」とTELを切るのが常だった。
ある時それじゃ・・・・・と言いかかって、「フナヤさん、実は、僕アジカンを造ろうおもってるねん」
「アジカン造ったら売れるかいなぁ!???」
その時頭の中には鮎ハナカンの様なユニークなアジ専用ハナカン。

「タッチワンあじ環」なる物が連想されて回路をアジカン=ハナカンと占有された。
「社長、アジカンってアオリのヤエン釣りに使うのでしょう!?・ヤエン釣りの人口って多いですか?」
「鮎みたいに、必需品ではないし、サイズも必要でしょう?」
そうやねん、大・中・小って考えているねん。」
「大・中・小って一度に販売しなくては売れる物も売れないですよ!」
「やっぱりそうか!」
「社長もアイデアマンだから、アジカンの商品化楽しみにしてます」
云々、云々・・・・・・・・・・・・!?「それじゃ・・・・・」とTELを切った。
お察しの通り「アジカンはアジ環でなく、アジ缶であった」
勿論、アジ缶大・中・小・丸迄発売された。

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2008年7月13日(日)
高速橋・飯島橋

九頭竜川で鮎釣りをする時地籍でも釣り場を言うが橋の名前で特定する
方が多いと思う。

中角橋〜天池橋付近は地元の方が鮎釣りを楽しむ。
九頭竜橋上下は禁漁区が故に呼称されない場合が多い。
福井大橋は国道8号線が走る大動脈。
福松大橋は福井と松岡・県立大と医大を結ぶ重要な橋。

すぐ上流に掛かる高速橋?・高速道路大橋?・高速大橋?

北陸道は確か冬期降雪で速度規制が掛かる為北陸高速道路とは、
言わないはず。高速に架かる橋でも高速でない限り高速橋ではない。

変にこだわって調べて見ると、「九頭竜川橋」って言うそうな!
知らなかったし、話題に出しても「それ何処の橋の事!?」
と言われそう。
五松橋〜鳴鹿橋と来て、次は飯島橋!!

ノンノン!飯島橋ではなく浄法寺橋って言うのが正式。
北側の地名が付けられているのだが、鮎師は「飯島橋」。
やっと車一台通る。河川敷からは切り返しが必要。
生活の為の情緒ある橋である。

昔の「北島橋」も狭くて国道416号線に出るのが大変だった。

市荒川大橋で九頭竜川中部・橋巡りは終了。

「九頭竜川橋」上流が良く釣れるけど,「浄法寺橋」下の平瀬も、
これからは面白いよ!で何人が理解するか!?

2008年7月19日(土)
こだわり!か?
朝、釣りに行く時昔は握り飯を作ってもらって出掛けたが、
コンビニという24時間営業、街中の冷蔵庫があり食べ物・飲物が調達出来る。
全く、便利な世の中で、川筋や街はずれにもある。
ところで、コンビニが沢山ありすぎて何故か一軒目・二軒目を通り越してとんでもない所のコンビニで買い物をすると言った行動はしませんか!?
理由は単純、
先々週一軒目で買った時は、25匹だったけど、先週三軒目で買った時は40匹!
去年,二軒で買って5匹で大雨!・・・・・・・・・・・・・。
訳の分からぬジンクスを勝手にこしらえる。
しかし、買う物はいつもの鮭入りおにぎりとお茶とハム入りレタスサンドウィッチ。
無糖も加糖コーヒーも買わない!
変な「人生的こだわり!」がある。
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2008年7月20日(日)
こだわり!の鮎小物は・・・。

趣味の物だから、ここまでやる!
これはこうあるべき!と他人には迷惑を掛けない自己主張。
竿・WEAR・帽子・足袋迄 D派 S党 Gファン等々
こだわり!の一つ二つは鮎師はお持ちである。
こだわりだから仕掛の細部が人とは違う〜高級竿も惜しげもなく使うのが
本道!と言ったこだわり迄ある。

前述したかも知れないが、何年か前のマスターズ予選を応援しに行った時
選手に囮を配り終わり、予選一回戦が始まった。
王座を狙うに相応しい銀影競技各種の品評会の様な竿の林立である。
大会本部近くで竿を延ばして参加されていた選手の竿が煽った途端、
パーンと弾け折れた!
竿のカラーを見れば商売柄判る!銀影トーナメントVIPである。
60万円!が折れた!リタイアだ!
でも、その選手少しも慌てず仕掛と竿を手際よく仕舞い込んだ。
走るのでもなくスペアの竿を取りに行き戻って見えられた。
延ばしに掛かった竿は、同じカラー!銀影VIPであった!
パフォーマンスでもない!偶発事故!
持つなら最高峰の竿!という「こだわり」がある方だったのだろう。

尽きぬ話はこの次として、
当店販売商品の中で見て欲しい!こだわり!の商品が2〜3ある。
一つ目・・・・・・フィッシングマルチツール
名工の和鋏と象牙製持ち手の糸ほどき(梅安)の本革ケース入り
象牙は捕獲禁止となっているはずだから貴重だゾウ!。
二つ目・・・・・大漁鈴
チリリーンと鳴る音色は「諸行無常」の響き!あり。
パラジウムに鮎の彫金!基本は鮎玉網に付けるのですぞ。
何の為?音色がすればする程ライバルにプレッシャーを与える!

三つ目・・・・・天然木ハサミセット
ベスト鋏の個性のある天然木ケースと名工和鋏。
一つ一つ形が違うのが天然木の良い所!?

お値段は@9450円A16800円B6980円
こだわってみたい方、買わなくとも結構です。見に来て下さい。

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2008年7月21日(月)
水が・・・・・

九頭竜川・鳴鹿堰堤下流 志比堺付近の今朝の風景。
左岸側が本流だが右岸側もいつもなら30〜50cmはある。
川水が涸れている訳ではないので長い瀬や深トロ〜平瀬では鮎は掛かる。
しかし、九頭竜に慣れている者は減水は釣り難い。
細糸を使いこなす技術と寄せ切る〜抜き切るPOWERのある竿、
早瀬・急瀬が必要。(フナヤオリジナルで言うと急龍竿・引抜急瀬・・CM)

鳴鹿堰堤上流は下流と分散出来てない分、人は多い。
水量は少なめだが瀬はしっかりとある。
掛かれば人が多くて下がれない。
鮎も22〜23cmとまずまずだ。

抜きは決めなければ下がった歩数分釣る場所が狭くなっていく。

砂防堤上のトロ場に見える瀬も全体に押しが強い。

なまじ中途半端な軟らかめの竿では上に鮎を泳がしても、
取り込む時立ち位置より下に流され込んでしまう恐れ有り。
何の為に上にとばしたか?!手返しが半減!!

渇水でも九頭竜は九頭竜。
法則は残る。

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2008年7月28日(月)
雷神、雷光・雷鳴を轟かせ、雨!降らせど・・・・・・。

凄まじい、落雷・雷鳴の連続は朝の眠りを覚醒させるには充二分だった。
内心、これは川・鮎にとって恵みの雨だと福井の鮎師の大半は、
思われたに違いない。
どの位増えたのか、濁り過ぎてはいないだろうか、高水&大洪水か・・・・
心配と期待が裏腹にある車中での思い。
福松大橋に出た。

期待が・・・・・予想が・・・・・・・、見事に外れた!

平水位より低めで殆ど濁りもない。
ダムが貯水しているのだろう。
鳴鹿の水門も硬く閉ざされたままなのであろう。
今しばらく、鳴鹿より下流上流より苦戦しそうな気配。


写真は今朝9時am頃入川者が橋の上下に10人。
今日の降り具合に期待(?)

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2008年7月29日(火)
雨の効果は如何に!?

真夜中に降った雨音は、昨晩の雷程ではないが、開け放しの窓を、
閉めさせるには充分な雨足であった。

午前8時半頃の九頭竜川・永平寺 飯島の様子である。
人は左岸縁から、一名竿を出していた。
水位はダムの放水があったのだろう、渇水時より25cmは高いが、
平水時より10cm足らず高い位。
但し、ささ濁りの為明日以降の釣行が楽しみ。

鳴鹿堰堤下流もオーバーフォールの水でいつもの川の流れらしく
なり、敬遠されていた好釣り場も又復活しそう。
九頭竜川は堰堤をはさんで釣り妙味が違うから、足羽川・日野川も、
鮎釣りの基本を思い出させてくれるから、それぞれに楽しい。

よく、釣りは道具じゃない!と言われる方がいる。
確かに、金額では釣果は増えない。
しかし、使い易い各々の道具を選ぶから技術も高まっていく。
「使い易い・疲れない・扱いやすいetc」これが代償であろう。
人への自慢も、何が凄いのかの基準を持って釣り天狗になりませう。
体力なのか!知力か!全てを与えられ、仕掛の近代化・取り込める竿の選択眼にセンス。そしてそれらを使いこなす技術の上手い!事が自慢!
どの分野でも一流は道具にもこだわり・良い物を持つ傾向があると思う。

それらを実行し、他の釣り人から認められて初めて「人から鮎師」と
言われるのではなかろうか!?

水源池右岸側進入路
2008年8月9日(土)
水源池右岸側進入路 公開!

天然鮎の宝庫!九頭竜川!
特に鳴鹿堰堤下流域はその絶対数も多い。
今年は、遡上が多い所為か、渇水の為か型は小さいが今の所多い。
福松橋から下流は車横付けだが大水で本流が右岸に蛇行し大谷川
と合流してしまい、河川敷が川の分えぐり取られた。
水が多いと腰位まで来る蛇行した川も今年は渇水の為途中で河原を
出している。
左岸河川敷はサイクリングロードの為進入禁止。
福井側の堤防下は昔から車上荒らしが多い。
車が見える範囲で釣りをしたいものである。
今日公開の道、轍はあるが両脇、轍のない所は草・雑木が覆い被さって
いる。それに不意の増水時には充分留意して欲しい。

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2008年8月10日(日)
九頭竜川・足羽川・真名川の水量

渇水!干川!今年の福井の河川のイメージは水位が低く・水量がない。
しかし、決して悪条件ではない筈である。
(写真は北島橋下流・午前9時30分頃)
釣れない!とか鮎が居ない!訳ではない。
例年より釣り辛い・・・流れが弱いから。人が混み合い過ぎるから。
オモリ引き釣りが得意だから。誰もが流芯に竿を差してしまうから。
流れの芯に入れてもすぐ魚信がなく待ちきれないから。
立ち切れるから一瀬一流し的場所移動しながらの釣りが出来ない。
等々水位・水量の所為にしてしまう感が多いのではなかろうか!?
今年は九月以降は判らないがどうもこのまま水位は低いままで
移行して行きそうである。
足羽川は人がいる場所は避けてとにかく無人の場所に入る事。
攻め始めは瀬肩か開きの落ちか考えを巡らして竿を出そう!
真名川もそうだが、根掛かりを外す時以外は河川の中に入らぬ事。
これらも基礎中の基礎である。
鳴鹿堰堤下流には15cm位の海産鮎が沢山いる。
勿論、20cm前後の鮎も姿を見せる。
数釣りだけなら30〜70匹と釣る鮎師も多い。
仕掛・竿・狙い方等初心に帰らなくてはならないのかも知れない。
どうしても、入れ掛かりのイメージが九頭竜川他、福井県内の鮎師
には付まとう。馴染めば魚信が出る!と端から染み込んでいる。
今年は人が水を求めて片寄り過ぎている事を念頭に置き直して、じっくり
じっくり場所に応じた、水位を見極めた鮎釣りの工夫を持ち込んで中盤〜

終盤のの鮎釣りを征して行こうではありませんか!?

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2008年8月15日(金)
至福の時

物売りが嬉しく思い商売をしていて良かった!!と思う瞬間。
誠意が通じて、人と成りと勧めた商品を理解して購入して頂いた時。
99%信用関係で「お前に任せる!」と言われた時。
中でも
勧めて売った商品を後日「凄く良かった!よ」と言われた時が一番。
それがまして、オリジナルブランドで、まして他府県からの購入者の方で、
買われた方からの自発的御礼のメールとか、丁寧な封書での礼文なら更に販売者冥利に尽き、開発して本当に良かった!と感じる至福の時。
何故そんなに嬉しいかと言うと、こちらが感じ意図した事を、全てとは行かないまでも90%以上は、使用時に感じ取って頂いたという事で異次元の場所にいても心は繋がれている「同胞」と言っても過言ではない。

人は、誉められると次回もそれより、より良い物を!と切磋琢磨する。

けなされると良い物でも創造原理がぐらつく物だ。
前述したかも判らないが「破損事故状況」で「欠陥品!」扱いを数年も
使用してから言いだす輩や、何にもしないのに折れた!と自分が超能力者の様におっしゃる方が今でもいる。
医者の問診と同じでお話を聞いて
症状を探りクレームなのか自損事故なのか判断して行かねばならない。
押し込み・威圧で店側・メーカー側にロスを生ませ出すと、価格高騰と
いう収支決算時ロス解消の単純動向(値上げ)にメーカーも出始める。
せめて保証書を使うとか釣行頻度の激しい方は損害保険に予め加入しておき不慮の災難に対応する様な気構えでいて欲しい物である。

上の写真お便りは福島県の玉二郎様から昨日頂いた物である。
岩手県の名川「北上川」と25cm等々の釣果と小社オリジナル鮎竿
SH超超硬85の使用感が素晴らしかった!のお誉めと御礼の文。
地元では相当な名手でいらしゃる様で他HPでお名前も拝見する。

お会いした事はないが手間を掛けて造られた文面は人柄も写し出す。

感謝の気持ちが行間から滲み出てきている。
御礼を言わなくてはならないのはこちらの方である。

人は良い!鮎釣りは楽しい!そんな良い人と釣りを楽しめば尚、楽しい。

竿を大事に扱わない事による破損の第一は荒瀬で早瀬・急瀬調子の使用等釣り場条件と合わない道具で無理をし過ぎる
愚行?であろう。
一回目は仕方ない。次回は初回の反省点を補って対処すべき。

上達の秘訣であろう!
 

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2008年8月20日(水)
雨・濁り・スコール一時間釣行

気象情報では朝6時から9時迄の3時間の降水確率80%と19日(火)は
雨を降らせる日であってくれればいいと6時30分起床。
週末には渇水だった河川が一時増水から平水になって、福井県内の河川、
終盤にはどこからともなく現れる巨鮎へのプロローグ・・活気・盛り上がりを
導き込む誘い水ならぬ、誘い雨の日になってくれ・・・・・・・・・・・・・!・?
起きて西の空を見ると明るい!ひょっとして昼まで持つかも・・のスケベ心。
鮎タイツを履いて現場ロスを減らすべく釣りスタイルで足羽川・福島橋へ。
いつも佐々木囮店のおかぁさん、缶コーヒー「ありがとう!」
8時現着、水位も低め、透明度も先週より全然良い。
近くにいた畑仕事のおじさんから声が掛かる。
「水も綺麗で、鮎釣りは良いのぉ〜。でも今日は雨ふるぞい」
「判っています!けど、ぱらつく程度でしょう!?」
レインギア積んでいたが軽装で入川。
今回は竿を競龍竿のソリッド使用で、背針仕掛という日頃余りやらぬ
ハイブリッド仕掛で段差の瀬を立て竿にして左右に誘いを掛けながら
丁寧に石を舐めてやろう!作戦。
状態も良いのだろう1〜3匹と快調なぺース!不注意で2匹玉網から
飛び出したが、気落ちせず3〜6匹と型も22〜24cmはある野鮎を、
水面ギリギリで拝み取り!ソリッドはやはり若干お辞儀するが悪くない。
パラパラと来だした。6〜10匹と・・・・雨足が早くなる。・・・ささ濁り!
スコール時の叩く様な大粒の雨粒が痛い!10〜15匹。
限界だ、アッと言う間にコーヒーブラウン!くるぶし位すら見えない。
河川敷から上がって車のロック解除をして時計を見たら9時10分。
正味一時間で15+2匹の釣果なら省エネ釣果と言えるのでは・・・・。
全身びしょ濡れをゆっくり風呂で温め、昼12時からは越前海岸
城ヶ谷でアオリイカの生育状態を親子3人で観察。
大きいのはコロッケサイズ・小さいのはクリームコロッケサイズに、
成長。鮎の楽しみとアオリイカの楽しみ、8月後半〜9月はオモロー!!

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2008年9月5日(金)
鮎、転じてアオリイカ!

この時期鮎には未練が残るは、アオリイカは気になるは、で朝は鮎!
昼から烏賊!のダブルヘッダーも少なくない。
9/3(水)は通勤ラッシュに巻き込まれた所為ですんなり昼から海へ。
越前海岸、銭が浜の磯からスタート。
メンバーは妻と次男の3人。結構烏賊ファンでヤリイカにも同行します。
気配なし!雨がぱらつき雨具で暑い!場所変え。城ヶ谷の先端に。
風も止みやりやすくなって来たが山水の濁りが入って海が透明度がない。
それでも胴長8〜10cmがポツポツ。
型をみれないかと、某所に移動!
次男 悠己のワンマンショー!
餌木が違うのが釣果の差だ!
カラーもあるがラトルサウンドが乗りを良くしていると本人の解答。
それプラス、カラーローティションとの事。してやられたり。
こちらコンクエDCの不調でラインブレークの連続。
ジリオンPE1000をオーダー中。ベイトで1.8〜2号のキャストは
ストレスを感じる。2.5号でもいつも感じないストレスを感じた。
後半戦はスピニング!良く飛ぶがシャクリでブレが出る。
写真は胴長18cmクラスが混じるアオリイカ釣果27杯)

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2008年9月9日(火)
大鮎シーズンイン

来期販売予定鮎竿のプロト竿テストも兼ねて、1〜2時間でも時間が作れたら
川に出掛けている。
今日も午後3時半〜5時半迄の2時間、九頭竜川・飯島・3番瀬に入った。
途中、当然囮を購入せねばならない、全ての囮屋さんに御世話になっているが、
今日は谷口の尾崎囮店で2匹だけだが御世話になろうとmyデリカを止めた。
すると行きかけた車がバックしてきて、僕の横に停まった。
「フナヤさんですね!?いつもHP楽しみに見ています!竿もSL2を買わして頂きました。
あの竿は素晴らしいですね。ところでアオリイカはどうですか・・・!?」
本当に当HPを御笑覧頂いていると判る!九頭竜川で鮎の話と烏賊の話が出るのは、
鮎のPageと烏賊のPageが多いのは皆さん御承知の通りである。
突然の出来事だったが、嬉しい時間を持てた。
積極的に、更新をし続けなくてはいけないと反省もちょっぴり!
海で川でお気づきになったらお気軽にお声掛け下さい。

ところで鮎の釣果、20cmの囮で27,5cm〜28cmが掛かる。
引き舟に入れるのがやっと今日も入れ損ね一匹。
27cmを囮にすると高切れの恐れ有り!
今日もローテーションが悪く何度も使い回すリリーフACEがいて、
助かったが、休息時間が短くやむを得ず27cmを囮として使った。
竿に重い感じがのしかかる。5号玉が引きにくい。
金属0.25号4mにつまみ・ハナカン回り1.5号直結60cmをそのまま編みつけ!
コツンという小さな魚信!竿を立てて聞いてみる。テンションを感じる。
針は狐9号4本錨。流芯での魚信だけに次の瞬間竿を引ったくる!
大きい鮎に大きい鮎が掛かると竿ののし方が違う。
下がらないのもテーマ!一のし・・大きい!二のし・・竿がお辞儀する!
名誉の為に言って置くが竿が起きないのは油断をしたからで、曲がり
カーブのCHECKを悠長にせず溜め起こしをスピーディにすれば獲れた。
しかし結果論!のし竿をグングン起こしにかかったら1.5号の編み込み
の上の金属が弾けて切れた。
鮎を釣っていると言うより「ヒラマサ」が近目で掛かり走るのをドラグも
効かさず起こしにかかる時とにている。
ファイト=戦いである。潔く納竿。仕掛と竿のバランスを考えて出直し!

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2008年9月18日(木)
友釣りは数釣りのゲームなのか?
巨鮎の数釣りは不可能なのか!?

NEW・アイテムの竿のテストも気になり天気よりも、川の様子が気になる。
今回は特殊なアイテムではなく、全国的にNEEDSの高い「早瀬」のPOWER
タイプと扱い易く購入し易いゾーンでフナヤオリジナル引抜急瀬を造りたい。
あと2〜3回は鮎釣りに行かねばならぬ。明日修正プロトと「早瀬POWER」
が入ってくる。色々こうしろ!ああしろ!が結局は先調子・振り調子は、
先抜けの竿を造れ!に通ずる為、今回は高弾性素材80d素材を、
新アイテムには複合させる(させたとか)。

写真は16日足羽川・福島での3時間の釣果である。
18〜24cmが15匹。夕方からの釣行の為川は無人。
サビを出している雄やぬるぬると白肌で誘惑を開始する雌。
と明らかに様子が終盤パターン。しかし辺りは鋭く気持ちの良い位、
目印を飛ばしてくれた。山の中というせいもあり5時半頃には、涼しく感じる。

鮎も雌雄が判るようになってきた。

見分け方は御存じだと思うが、ブラジャーをしていたら雌!
褌をしていたら雄。と真剣に笑いを造っていた頃を思い出す。
正解は尻ビレの三角が小さく長いのが雄。三角が大きく全長が短いのが雌。
子持ちの真子いりを食べたかったら覚えておくと便利。

昨日はアオリイカに早朝から出掛けた。どこもかしこも人人・人。
イカの数の方が多いだろうが、イカとの戦いの前に入る場所を、
第1・2・3候補と予め決めて行かないと移動ばかりのロスタイムが
休みを駄目にする。
つりあげたイカは、鮎の塩焼きと共にイカ墨パスタと塩うにソースの
イカ細切りパスタとして我が家の食卓を賑わした。
釣るなら「鮎」・料理を楽しむなら「イカ」。

2008年9月20日(土)
来季「オリジナル鮎竿」プロトTEST

引抜急瀬90ECO Vと征龍竿早瀬HIGHPowerなるものが来季新作。
何よりも違う事80d超高弾性繊維を取り混ぜている。感度と軽量化。
実釣テストを19日(金)雨の九頭竜川で行う・テストのの結果はすこぶる快調。
早瀬の超感度は ガリガリやごりごり迄、囮がどうなっているかまでわかるようす。
抜けもシャープで正確!来季が楽しみ!
コンセプトはあくまでも先調子!ECOバージョンも#4〜5の強化で胴ブレが停まったプロト2の方が切れ味も良い。早瀬HPはプロト225gで超細身#1・2の長さをあと5〜7cm切りたい。
(写真は30年来の師匠であり釣友の越前市のK氏・たまたま多忙の中休みをもらいテストに協力)18〜23cm・22匹・志比境。
竿の詳細はオリジナル鮎竿新製品

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