フナヤWEB日記(鮎・烏賊の話題・情報・出来事・エピソード・釣果)
「鮎とれとれU」でスタートでしたが年間を通じての釣りに関してのエピソード−で再スタート

 福井の海釣り(越前海岸)・河川(九頭竜川・足羽川の鮎釣り)
を中心に酔狂釣り噺byフナヤ
話題・釣果・情報・エピソード・出来事を御笑覧下さい。
U Byフナヤ(釣りにまつわる話題・情報・出来事・エピソード・釣果)
酔狂釣り噺byフナヤ
 鮎釣り・磯釣り・エギング・船釣り・へら釣り・釣り道具等の  
話題・釣果・情報・エピソード・出来事を御笑覧下さい。毎日更新鮎とれとれも見てね!

釣り情報に戻る 釣福論を見て見る 烏賊族情報を覗く !
 ※ WEB日記の日付は上から下へ移行方式です。

<<フナヤWEB日記前のページ | フナヤWEB日記次のページ>>
フレーム
2010年9月9日(木)
台風9号VSアオリイカ
昭和26年気象台始まって以来の福井への台風の初上陸という記念すべき平成22年9月8日今年3度目のアオリイカ釣行へ越前町方面の某港湾施設に向かった。
勿論、天気予想図とにらめっこでの釣行。
雨は降るが南東〜東風なら磯際は荒れない!雨が問題ではあったが・・雨具はゴアテックス!
8時現着、海中は南風の影響か濁りを出して透明度は悪い。
サイトフィッシングは端から眼中におかず3号の餌木で勝負に出た。
後はカラーローティション!HIT カラーを探すだけ。
フォールからシャクリの間合いパターンも色々と試す。
餌木をホールドするが乗らない魚信が2度!3度目はゲソった!
ピンク系〜オレンジ系〜オリーブ系へそしてオレンジ/金系がこの日のHITカラーだった。
判れば連発。雨の中3連発。こうなると面白いが一面おもろうない!
写真の本日の大物賞はアジカラー系オリーブ/金3号であった。
9月始めにしては大きい!見えイカより沖目での凌ぎ会いが面白い!
雨は降ったがNICE EGING DAY!であった。
11時風が北向きに変わったのと同行の愛妻の風向きが変わったので帰宅。
カラー違いの選択と同時にHIT餌木系カラーは2つ以上持ち歩こう!
フレーム
2010年10月2日(土)
来季鮎竿テスト(双龍竿?)

フナヤオリジナル鮎竿、年を追う毎に新製品に対する期待感が大きいのは嬉しい限りである。
夢は果てしなく、やりたい事・創りたい事はまだまだある。
しかし、お家の事情と言う物もあり、創った物に対するアフターケアという部分でアイテム数が、
増えれば抱え込む部品代の額も増えて来る事に危惧する時点に来てしまった。
折れない・壊れない物はこの世には存在する筈もなく〜だろう為の保有はある意味ロスかも知れない。
が、それも商品を提供する側の義務だとは勿論心得ているものの
足枷・手枷は「新製品は生産調整」という
形で喧々囂々の話し合いとなった。(ちょっと大袈裟ですが)

という訳で、色々ありまして、協議の結果「初心に帰る!」が来季のテーマとなった。
追い求める200〜220g・中硬硬POWERは一年かけて調整して行く事とし、2012年度発表。
マイナーチェンジではあるがSUPER LIGHTUがNP工法でVに。
SUPER HARD・豪龍竿もNP(ノンペイント)化で減量と感度増強を目指す事となった。
初心に帰る!事の意味合いのファクターの中に、
「鮎釣りの更なる普及と新規参入者の増大」という永遠のテーマもあり、その為に為す事は、
使い易い竿の安価での提供!その竿に更なる付加価値があれば尚最良である。
そう考えて行くと重量230〜250g・汎用性の高い「急瀬」・全長8.5m・中小河川で長すぎない設定と、
しかも、7.5mでも現場対応する1mマルチとした来年の新製品は是非活躍して欲しい竿でもある。

肝心の価格は7〜10万円以内で収めるつもりである。
その竿2通りに使えるという事で、二つの流れを釣れる竿「双龍竿」と名付けたい。

STREAMSIDEのTOMOさんにも一セット、プロトが行っているが、値段あっての・・・という事で、正直、
格下の素材構成の為物足りなさを感じての先週のTEST報告になっていると思い、釣果はあった物の、

阿吽の呼吸で#1〜2〜3をトン数UPする様オーダーを掛けたが10月2〜3日には間に合わなかった。
販売価格が跳ね上がる様にはしたくはないのだが、満足の虫がそうはさせない。
プロトは振り調子で#1・2がふらつき過ぎて引き釣り中お辞儀した感じで付いて来ない感がある。

それを解消するのは#2〜3のチューニングである。
工場が手が回らないならと思いプロトパーツの蓄えの中から高弾性素材の#2〜3の差し替えチューニングを試みた。
差し替えし、振って調整し差し替え直す事一時間、違う竿の様な感触の竿が誕生!した。
こうなると現場で実釣しかない。

テストは8.5mがよく似合う日野川か足羽川か真名川を想定していたが、・・・・・。
肝心の囮が手に入るのか?!
慌ててTELを掛け、囮の確保作戦!              ありました!足羽川・河原に!
時間がない!天気予報では10/3は雨。2日(土)今日しかない。
昼過ぎから日没迄数時間が今日の与えられた時間だ。

囮店で釣れていない事を聞かされ、安心して?身支度。
はやる気持ちを抑えて8.5mに仕掛を調整。
一流し目!いきなり水中に銀鱗が舞う。
「秒殺!だ」と思いつつ慎重に取り込む。
竿も負けていない!浮かしも充分だ!抜け!・・・・抜けない?!
止むを得ずランディングに行く。竿が・・・・・・・いや!違うはずだ。
手元に来て判った。仕掛が竿より1m以上長い!
8.5mに仕掛を移動した際編み込みが縮んでいたままになっていて、ずり下がったのだ。
「秒殺鮎」も役に立たず仕切直し。
仕掛は0.2号ナイロンをハナカン迄直結(つまみ糸なし)・・浅場の引き釣り・立て竿と臨機応変に対応させる仕掛だ。
入れ掛からないのは時期として致し方ないが、それでもポツポツと掛かってくれる。
10月、囮も婚姻色を出して、お腹も抱卵状況。
急瀬の名前を確かめる為にも瀬落ちの段々瀬が気になる。
じっくり構えるより拾って行く作戦に変更。
案の定、オモリ1.5号を付け入れて引いた途端竿先をもって行った。
良い感じだ!(写真は20〜25cm迄錆びているが楽しませてくれた足羽川の鮎達)
とにかく掛ける事で、溜め具合・のされ具合・起き具合・止め具合・抜け具合をチェック。
掛けてからは、じっくり確かめる。いつもの忙しげな釣りとは反対である。
幸いにも?川中貸し切り状態。人目もない。
「釣れますかぁ!?」のギャラリーも気にする事のない鮎釣りは久し振り。
一匹一匹確かめる様に釣りをする。
240gだが重さも感じない!止めて、即浮かしてもPower充分!引きにも素直に付いてくる!
ナイロンが途中高切れし「親子丼」があって0.1号の金属を張ったがガリガリ感も充分感じた。
竿としては及第点であろう。

後は、修正分の価格だけの問題ではなかろうか。
初心者〜中級者〜上級者志向の方々に使って頂きたいが、
上級者の方もサブとして一本あると変幻自在の釣りが出来面白い!
シューティングロッドとしても先触れがなくなり、楽しめた!が実感。

9mが8.5mになる事で軽量化と持ち重り感(モーメント)も変わるのであろう。
こんなに50cmの重要さに気付いた事もない。

山陰で太陽の陽差しが遮られ、寒くなり予定より早く上がったが、竿の調子は充二分に判断出来た。
後は工場が作り出す#1〜3修正パーツで差し替え実釣が出来れば・・・・・・。
最後に5〜6万円台の硬調子タイプの9mも企画に上がっております。
宜しければこれもお楽しみとして下されば、幸甚です。

お世話になった遊漁船MH SAKAE(三国)杉本船長
ティップラン・ジギング・フカセ釣り紹介致します。
遊漁船歴30年以上で、とても親切で頼り甲斐のある船長。
弊社まで御連絡下さい。取り次ぎ斡旋致します!
フレーム
2010年10月21日(木)
ティップラン釣法!

アオリイカを攻略するのもエギンガーにとっては苦難となりつつある。
特に日中エギングで地磯・防波堤でこの時期良い釣果を出す事は至難の技である。
されど、餌木でKgUPを獲りたいが夢で、希望であるはずだ。
丘っパリで釣れなければ、船で・・・・、しかし船で釣れるのは当然だと思う気持ちがあり、二の足を、
踏んでいた。
昨年三重方面で爆釣エギング「ティップラン釣法」なる物が新しいメソッドとして注目を浴びていた。
正直、毎週、余程の事が無い限り雨が降ろうが、台風接近中であろうが「越前町」界隈に出没していたが、
釣果は貧果2〜5ハイ釣れば良い方で、坊主の日もあり数年前が懐かしかった。。
エギングは楽しいもの、餌木をローテーションさせたり、チェイスしてくるアオリをからかったり、
足場の良い防波堤は三々五々、ピクニック気分で休日を「もったりと」過ごさせてくれた。
それが、最近は、私も含めて、釣り人自体が殺気立っている様な気がする時もある。
釣り場で先客がいれば、声掛けと、場所占有の了解位は取るのはマナー。
誰の釣り場でもないが先客はそれなりの早起きなり、時間を多く使っているはず。
それを無視する様な団体さん達がたまにいる。
気分良く、楽しくなければ「釣りじゃないって!」   ならば新釣法の実力を試しそこそこ釣りたい。

という訳で10/20水曜の休日は「磯が駄目ならティップランがあるさ!で、旧知、杉本船長にお願いをした。
当日2時PM集合・2時30分頃 佐野山の瀬到着。
無風・ベタ凪まるで夏の海!天気は曇天。
一夜漬けで調べてきたティップランの条件では、船はどてら流し、風の影響と潮の走りで流し込む。
DEEP・ULTRA DEEP・や3〜4号にチューニングシンカーやアゴリグを使い15〜30mの掛け上がりを、
流し込んで着底、数回〜10回ダートアクションを入れ、ラインを張り平行ステイの姿勢を餌木に取らす。
後からチェイスしてくるアオリが触手で触る、その時テンションが掛かっている竿先が、
若干の糸ふけで戻るそれが「ティップランの魚信!」・・・・学習では完璧である。

実際、やってみた感想・・・・・アゴリグや市販のナス型錘の種類は細部に渡り持つべし!
風潮は365日・時間帯でも変わってしまう。まずは着底!ラインが100〜150mも流される時は、重く。
早く沈んで、仕掛が立って仕舞う時は軽めにとこまめにさわる。
専用餌木は必要!?持った方が、いや持つべし!
VHのスクィッドシーカーやブリーデン・ウルトラDEEP等は沈みもアクションも良い。
テクニック要らずと言っても過言ではない。専用の道具はやはりKNOW・HOWが詰まっている。
が、一方10mラインとか無風時は3.5号ノーマル餌木を操る方が良いと思う。
引き出しは沢山あった方が楽しい。
肝心の「ティップランの魚信」だがいわゆる「カレイの魚信」張っていたラインがふけて竿先が戻る。
その時に合わすから数釣りが出来る。いわば引き魚信は合わせても、ふけ魚信は合わしていない。
磯からの「エギング」のヒントとなるやも知れない!
専用の竿については竿先だけソリッドの竿が出回り始めたがMLかL設定の竿で充分行けそう。
ソリッド穂先で魚信は取りやすいだろうが餌木アクションを上手く演出できるか?一度使ってみたい。

まぁ、久し振りに胴長25cm以上のアオリだけでも数杯釣り、沖の威力に感嘆。
来年以降まだまだ参入者が増えそうなGAMEである。

船酔いさえなければ・・・・・・。

ホーム

<<フナヤWEB日記・前のページ | フナヤWEB日記・次のページ>>