フナヤWEB日記(鮎・烏賊の話題・情報・出来事・エピソード・釣果)
「鮎とれとれU」でスタートでしたが年間を通じての釣りに関してのエピソード−で再スタート

 福井の海釣り(越前海岸)・河川(九頭竜川・足羽川の鮎釣り)を中心に
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2009年6月13日(土)
九頭竜川中部 鮎解禁! 足羽川 鮎解禁!(九頭竜川編)

朝方からの曇天で吹く風が肌寒く感じる6月13日(土)
北陸の大河・九頭竜中部管内が解禁となった。
ナンバープレートを見ても七割は他府県ナンバーであった。
8時30分頃には寒さと釣果の悪さでウロウロ組が新天地を求め歩き出している。
試し釣りで良かった松岡・五松橋上下もビリ鮎は掛かるが17〜18cmの丁度!サイズが少ない。
堰堤より下流明日の雨模様に備えてか減水時より15cmは高く、おいおい鮎が水位慣れしてくれる事を望みたい。
「鮎情報は鮎とれとれ!」も見てね。

2009年6月13日(土)
九頭竜川中部 鮎解禁!足羽川 鮎解禁!(足羽川編)

朝、5時半にBEDから飛び起き、身支度をし158号線を美山方面に向かった。
1週間前の状況だと数的には九頭竜!水位がそこそこ有って釣りやすそうだったのは足羽川。
18〜20cm混じりで人が多いにも拘わらず6時半過ぎには10匹前後持っていた様。
河川改修も概ね進み小和清水付近・福島橋付近は見違える様。

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2009年6月18日(木)
初釣行は筋肉痛!

解禁になってから、初休暇という事で女房と軽く昼迄・・・・・・と鮎釣りに。
前日の川見では九頭竜・鳴鹿堰堤下流見事な渇水。
しかも型が10〜15cm混じりと掛かるがビリ鮎多しと言う判断で足羽川へ。
竿抜けは落差がある大岩の荒瀬ではないかと、上新橋下流の瀬へ。
旧国道左岸側からエントリーする事に決めていた。
ほぼ垂直の道をロープを握りしめ河原へ降りる方が着いてからは楽との選択であった。
竿ケースに引き舟・囮缶・クーラーと重装備になった。
水と氷が片手では支えきれない負担。結局3往復する羽目に。
ターザンだったら片手に美女を抱いてロープに掴まり軽々と・・・・。
先ずは竿を出す前に喉がカラカラ。持ってきて良かったクーラーボックス!!
ペットボトルの水がアッと言う間に喉を潤す間もなく身体の中に。
次は女房のコーチ役。仕掛を貸してああしてこうしてと言っている内に掛かった。
18cmはある良い鮎だ。掛かれば自分の竿も出しやすい。
今日は噂の征龍竿+Powerソリッドのストレス度を見たくての本題があった。
瀬の中に入れる。チューブラ穂までは行かないが流れに即応してくれる。
初魚信はかなりの型、溜めすぎたと思った瞬間荒瀬に乗ってしまい身切れ!慎重になりすぎても駄目!
気を取り直すとポツリ・ポツリと掛かりだした。
先程のリベンジ!囮鮎をここは絶対足羽川では竿抜けと思われる右岸の落差のある落ち込む瀬に入れた。

一気に目印が走る。敢えて流れに乗せながら余裕を感じながら乾いた河原を掛け下がる。
渕に寄せ抜く!22〜23cmはある見事なこの時期にしては大型と言える鮎が3匹いた。あとは18〜20cm。
Powerソリッドの活躍する場所はもう少し弱い瀬でソリッドが綺麗にお辞儀しそうな手前の状況を保っている時であろう。
抜きは問題なく抜ける。水中では囮鮎はチューブラ穂より抵抗を感じていないのだろう。弱り方が遅い気がする。
強いて言うなら強引な攻めをしがちな時はソリッドに拘る必要がないのかも知れない。
よりシビアに細かく探りを入れていく時にこそソリッドの役目がクローズアップされると思う。

8時〜12時で25匹。河原に上がっての釣り掛かると係留してある引き舟まで行ったり来たり。
えらい運動ですわ。適当な場所に置くことが出来るであろう引き舟用のアンカーが有ると良いなぁと初めて思った。
帰りもターザンごっこ。今日は脚筋が痛い!

2009年6月21日(日)
九頭竜川・鳴鹿堰堤上流見聞録

県内・県外の鮎師が抱く「九頭竜川」のイメージは荒瀬=オモリ=超硬=大鮎である。
解禁から一週間経ち減水の状況が続いていて、どうしても目が、気が上川にいく。
常識的には今月終わりか7月上旬から入川して好い加減。
然り、言い思いをした場所は入りたい物。
同じ考えの人は沢山います。
高橋10人・谷口2人・飯島12人・北島16人の鮎師。

写真は飯島橋から見た下流「飯島」と上流「吉波」の朝の風景。
貴方はどう判断しますか!

2009年6月23日(火)
昨日の大雨・九頭竜は?!足羽川は?!

左上・・九頭竜川五松橋上流の瀬・鳴鹿堰堤から一気に放水があり30cm高
カフェオレ色の濁流、流石に釣り人なし!今日は雨も止まり、早くて木曜、遅くても
金曜日には竿が出せる。
右上・・足羽川奈良瀬下流・思ったより水位も高くなし、濁りも薄ベージュ色。
入川者はいなかったが竿を差せない事はない雰囲気。
石裏や岩盤地籍は狙い目か。回復は九頭竜川より早そう。

2009年6月27日(土)
センター前銀座

九頭竜中部で一箇所、常時30〜50人人が集中している場所がここ。
地籍で言うと左岸側は福井市・右岸側は松岡町であろう。
五松橋下流1kmほど下流の瀬でみどり建設・県内水面センター側から、
松岡の河原から、現状で水位が低い為その下も中州からエントリーする者。
両岸竿の林立。型を言わなければ15〜22cmがその日最高釣果で50匹前後。
水が多いと立ち込む事も慣れていなければ厳しい瀬だが渇水の為好きな立ち位置に。
水が出るまでしばらく賑わいそうな雰囲気。

2009年6月29日(月)
雨中の九頭竜川

良くなりそうな雨である。
先々週の台風の様な一時的な雨ではなく、梅雨のしとしと雨。
左上鳴鹿堰堤・水門からのオーバーフローも今の所はない。
只、風が強くて竿が出せないのだろう高速の上に2人いたが後は皆無。
右上は飯島の合流点〜下流。
水位は10cm位増えているが濁りはなし!大降りさえしなければ・・・。
週末が楽しみである。気温は20〜22℃水温は16〜17℃と思われる。

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2009年7月3日(金)
鮎は何処へ・・・釣り人は始動待機!

一昨々年・一昨年と爆釣した志比堺の大岩下流の瀬である。
水量も回復して右岸側にも水が回り釣り場も広くなり、全盛期の面影を、
彷彿とさせる良い雰囲気、如何にも釣れそうな気配すらする。
しかし、釣り人広い瀬に三人。釣れない情報が流れたのか、
水位が若干高いと言う所為であろうか珍しい風景。
五松橋から堰堤までに11人の釣り人がいたが内三人は移動中。
竿は立つが連発はしない。どこかにいるに違いない若鮎。
高屋や天菅生付近まで下がっている事のない様にだけ願う。

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2009年7月18日(土)
フナヤオリジナル ワッペン

ひょんな事から「フナヤオリジナル」鮎竿のワッペンを造る事になった。
黒ベースに金縁取り2重・FUNAYAは金文字と白文字の2種。
Originalは黒を引き立てる赤で作ってみた。10x5cmサイズ。
デザイン配色は一応、手前でやった。
アイロンの高熱貼り付けも利くようになっているが縫いつけが一番。
どの位の方が自ら付けて下さるのか全く未知数である。
かといってばらまくといらない人にはごみ箱行きになるに違いない。
製造原価が800円である。税込1000円で販売する事にしました。
買ってくれればベストの裏にでも貼ってくれるに違いない!
同じワッペンを貼った見知らぬ人同士が始めて入川する河川で
ワッペンを切っ掛けに話易く、聞きやすい関係が構築される。
話も弾むかもしれない。ワッペンから始まる人の輪!
そんな事を夢見てオリジナルワッペンを作った。
1000円でも買ってみようかと思う奇特な方メールかFAXにて、
住所・氏名・〒番号・電話番号・金か白の区別を記載しお申し込み下さい。
振込先を連絡します。FAX0776−57−0279
E-mail funaya@fs-funaya.jp

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2009年7月25日(土)
梅雨明けは何時!?てるてる坊主

梅雨がなかなか明かない。鮎釣り情報もつい釣れない情報は避けてしまう。
九頭竜川も決して良果とは言えない。
九頭竜と並ぶ北陸の鮎河川神通川も解禁当初の元気はなく、やはり雨に泣かされている。
地区予選も延期延期と日程が水位次第となって休暇申請も出しにくくなっている選手もいる。
個人的にも水曜日が休日となっているが何故か雨の日が多い。
今年の雨スコールか夕立の様な通り雨が多く濡れるというより浴びる感じ。
釣行も2〜4時間程度でしかも満足感が伴わない。
という訳で天気を見計らって釣行したいと言う事で昨日昼から足羽川に。
軽い気持ちで下新橋〜高田橋〜市波と人はボチボチ・・・・・スルー!
福島にはいるつもりが先客大勢!ではと小和清水に・・・満員御礼!
歩かなくてはならない上新橋下流ならと思いきや・・・・数名+休憩数名。
しからば蔵作「鮎見橋」下流〜上流へ・・・エントリー者あり!
河原へ出て折立〜松ヶ谷〜白粟迄見るが要所要所は車りあり。
ドライブか?!川巡りか!?囮缶の鮎がバンバン跳ねる。
時計を見ると2時45分。河原橋を渡り右岸を走り駐車スペースがあれば何処でも入る!と
心に誓って天田方面へ。あった!車を置く!川を覗く!数名!諦め!
更に下流に・・今度こそ見つけ!農道の進入路の空きスペースに駐車。
着替えて入川したのが3時10分。対岸に先客3名。
1匹目がなかなか掛からない。3時40分深みの瀬で良型KEEP!
立っている右岸が深い。9mの征龍竿が浅瀬を探る。後は切り立った土手。
足元や流芯を捉えきれない。川を切り左岸から竿を出す。
前後左右動きが取れポツリポツリと掛かり出す。

足羽川の攻略法・・・使える限りの極細仕掛を使用する事。
鮎が自然に前左右に動ける要因を仕掛で作れば人が釣り残した鮎も拾える。
浅瀬が多いのでつまみ糸は短めの10〜20cm。

釣れないと思ったらまず5mは場所移動。帰り際に釣りのこしを拾うつもりで。

6時15分納竿。土手をよじのぼり農道あるいて車につきクーラーでしめる。
23匹・18〜22cm 短時間にしてはまずまずか。
それにしてもWEEKDAYの午後とは思えぬ混雑振り。
九頭竜のやや不振と増水・濁りの影響と好果が続いていた足羽川情報の為か、
解禁日並の混雑には驚いた。
今日25日は、又雨。急遽作った「照る照る坊主」明日から晴にしておくれ!

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2009年7月27日(月)
鬼が笑う!来季用フナヤオリジナル鮎竿始動!

目標を持って前に進む!時期待が膨らむ。
温めていた物が形になっていく充実の時が始まる。
概略は事細かに打合せ済である。
企画・コンセプトが重要である事は言うまでもない!
如何なる竿に仕上がるのか?幾多の山を越えなくては為らない!
近々プロトテストが始まる!
GOD FATHERである私が名付けた各アイテム名!
初お披露目である!
方向性を見失わない様、精進したい!
今からが熱い情熱が注ぎ込まれていくか!駄作で終わるか?
折を見ながら逐一報告をしていくつもりである。

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2009年7月30日(木)
来季フナヤオリジナル鮎竿実釣開始!

昨日、足羽川 蔵作での釣果。15〜23cmが50数匹。
何よりも火曜日に出来てきたNEWアイテムの内の超硬でない1本のテストがメイン。
目指すはオールラウンダー的竿であるため、ナイロン0.6号通しにおもりのローテク仕掛と、
メタル0.05号につまみ糸0.3号10cmのハイテク仕掛の両極端を試すのが意図。
先ずは瀬に持ち込むおもり3号の瀬落ち、思いはコーンッ!グゥーインーッ!
あれおかしいぞ、底馴染みが悪い!川が狭い為9mをベタ竿にすると流芯を外れる。
鋭角に竿を構えると勾配落差で瀬になっている為表面の上滑りの叩きに鮎が邪魔される。
2時間近くを2匹釣るのに費やした。竿抜けではなかった様だ。
平場の早瀬に入る。敢えて0.05号メタルを張った。
掛けて起こして抜く作業で竿の硬さが細糸にどの位負担になるかのテスト。
順調に掛かり出す。竿のPowerを生かし切る為に返し抜きも数回やったが、
浮かしてる鮎をつまむ位置が金属を持つ様になり冷や冷や。
あくまでも改良して行く為の無理使いである。
実釣前に振り調子で改良点を早くも指摘してある。
対策パーツが出来るまで時間が掛かる、直すの繰り返し。
今からが色んな意味での勝負の時、楽しみであり・・・・・・。
9時から2時半の半日の女房との釣行であったが、僅差?で、
負けた。最初の2時間が・・・・!釣りは場所である!
女房の名誉の為に言って置くが一人で掛けて取り込んでである。
相当バラシもあったはず、掛けなければ上達はない。
昨年より数段の進歩!鮎釣りは楽しい!・悔しい!が上達の道でもある。

2009年8月4日(火)
来季プロトテスト

まだ全容は証せぬが「瀬釣り用ロッド」の第一回目の実釣テスト風景。
水温22.5℃・気温30℃・水位30cm高・濁りなし・志比堺左岸トロ瀬〜瀬肩。
午前中は飯島で竿を出すも釣果20cmが3匹。
掛けて見なくてはテストにならぬという事で、昼過ぎから志比堺へ。
改良点の意見申し合わせ等入念にチェックした。
18〜21cmの楽勝サイズだけにのされる、軋ませると言う所はなく、
釣友Kちゃん曰く「竿も軽いが鮎の引きも軽い」が結論。釣果20匹。
こだわりの超硬RODが今回のテーマ。道程は河川とも相談。
それにしても人影が見えない。貸し切り状態。

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2009年8月7日(金)
龍星竿プロトテスト第2回目

前回は両極端な仕掛を同じ竿で試すという破断操作も含めた引きと抜きのテスト。
今回はメタル0.1号をタフに使うがテーマ。
足羽川 蔵作 8/5(水) 曇のち晴 気温32℃ 水温23.5℃
先週は瀬が強すぎたのか囮が馴染み切れないのが反省。
九頭竜川の様に水深があればナイロン0.6号ベタ竿で入るのだろうが。
今回は金属に1.5〜2号のおもりで引き釣りがテーマ。。
いきなり掛かる18cm。抜け出も良い。5匹迄は続くが沈黙の時間。
瀬を上下して15程釣れた。型が小さい為殆ど返し抜きか吊し上げ!
竿のPOWERに見合う鮎が釣れないかの辺りを見回すが・・・・・・。
上に2人・下にも2人替われない!

深みのある瀬まで下がる。おもりを2号に・・・馴染んだ・・待つ・・誘う!
コン!と言う前魚信!来たと思いきやグーンと竿をのす。
これこれ!これを待っていた!竿を起こして溜め込むが底へ突っ込むウーンッ!と言う抵抗。
囮が出ない。・・・ようやくおもりが浮く。大物の背がかり独特の瀬に戻るPOWERを2回味合う。
竿は溜め込まれているが、鮎をもっと起こす為には#4が弱いのかなと独り言を・・・・・。
今一浮かしてやれと竿を起こした途端、囮が飛んで出た。
『身切れ』である。判りきっていた身切れである。
針である!昔から愛用のチャラ瀬専用の「Gライト」をそのまま使った。
水にも浮く軽さと針先の吸い付きは群抜きと今でも思っている。(廃番商品です。)
線径が細い為の身切れは針で止まる。7.5号キツネに変えた。
少し下流に移動し馴染ませ、待つ、誘う!ココーン敢えて待つ。
乗らす迄待つ!絞り込んだ!竿の角度を見る#5・6は折れないが#3〜4がよく曲がるな!
でも実際はそんなに曲がっていないのだろう。
証拠に下竿にはなっていかない!
寄ってくる。確実に寄ってくる。玉網を構える!抜く23.5cm!その後更に2匹KEEP!
納竿しよう!来週の為に残しておく事にした。
10時〜3時30分 36匹。中途半端な時間帯と変な時間でやめるのは見切りが良いから

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2009年8月14日(金)
久々の晴天

今日は雨が降らない!?
8月では当たり前の事だが青空を見た事が久し振りの様な気がする。
風が少々強いのと、水位が20〜30cm高い。
濁りはなく、九頭竜川慣れしている鮎師は瀬を縦横無尽。
動き回り過ぎも場荒らしの原因となる。
(画像は九頭竜川 永平寺町志比堺左岸より写す!釣り人約30名)
企業の大半が盆休み!休日を有意義な物とする為に不可欠なのが好天。
沢山釣れる事にこした事はないが夕餉の一品に塩焼き鮎が2〜3匹付けば満足。
良く仕事をしよく遊び、思い出噺で酒を酌み交わす。
我が人生悔いはあれど、されど楽しからずや!

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2009年8月22日(土)
来季販売予定鮎竿プロトに関して。

現実にない物を現実化して行く、クリエーティブな世界!
と言ってしまうと格好いい!・・・・・・・・・のだが・・・・・・。
出来ている物に対する、批判・批評・意見・忠告・非難・賛美・絶賛等々は、私も含めて
「人間総評論家」の例えの如くプロスポーツ選手・芸術家・天然造形物にすら一言もの申してしまう。
ましていわんや、狭いニッチの世界、造りたい物にある程度限界がある。
折りある度に言っている事「自分が購入者だとして満足感を感じる価格体系と良質さがある物」
を造りたい!満足して買って頂きたい!そして釣り場で充足感を味わって頂きたい!が最大公約数。
ない物がない位「豊潤な物質文明に浴している」我々。
机上の論理・理論を体系づける〜設計担当者が図面を引き、u数割り出し素材を決める。
勿論、今迄の「フナヤオリジナル鮎竿のコンセプト」から導き出される素材選びなのは言うまでもない。
ここまでは比較的容易く順調に事がはかどる。
出来上がって振り調子・負荷テストを厳しくし何処の癖を是正するか予めチェックしておき実釣テスト。
掛けて見る前までの引き釣り感・掛けてからのカーブ曲線・抜き出の早さ・取り込み回しの良し悪し。

これを、的確に言葉にして行くのがなかなかの苦労。
受け売りではなく、文にすると例えば#1が若干流速に押されてひわひわする。
#1の柔らかさより#2#3#4に変化を持たせる素材希望。
重量は250gを保つ為に調子を張りの強い素材を使っても#1〜4を小節にしても元竿を長くしたり
(142cm)#6・7・8で寸法を稼いではならない!
調子と各節の長さ・自重の軽減に理論上の矛盾が発生してしまう。
修正プロトパーツを造る時もトータルバランスを取りながら造っていく。
今回も私の無理を聞く為に80d+65dの最高素材コラボという技?を、
多用して行く方針となった。良い物をより安く!もニーズも気紛れ 的要素あり。
プロトテストをして頂ける方募集。特に平日釣りに行かれる方。
福井県の河川か前日貸出〜翌日返却の出来る河川の鮎師で使用感想レポート提出の出来る方。
修正プロトは8月末か9月上旬訂正改良して上がり予定。
是非興味のある方お申し出下さい!
尚、土・日曜日は都合によりお貸し出来ません!御了承下さい。

2009年8月25日(火)
足羽川VS九頭竜川

左上の画像は23日(日)B氏が足羽川で釣り上げた釣果。
23cmを頭に55匹・型も数も最上級。
右上は24日(月)K氏が九頭竜の激流で仕留めた25cmの型揃い!
今一不調な中,大型を揃えるのは川見と技量か!
秋風が吹いている様に涼しく感じる。
鮎達も敏感に季節を感じ子孫繁栄の為の活動に入る。

2009年8月29日(土)
クレーマー!と使う側の技量

突然、変梃なタイトルから入り込んだが「竿の破損」の問題である。
お陰様で年を追う毎に好評で相当数の数の「オリジナル鮎竿」を販売させて頂いている。
形あるものは壊れる!の例えの如く鮎竿の修理・部品交換も当然の如く発生する。
原因の大半は仕舞い込む時の押し込みが横逃げし#2や#1等の細いパーツ破損。
その次に多いのが根掛かりをあおって折るケース。
#1・2・3に限らず#4・5・6や#7・元竿というケースもある。
根掛かりをあおった位で竿が折れるなんて・・・・・・!
と考える方は破断させる要素をお持ちだと思いますので下記文を一読下さい。
「根掛かり=先竿が一定の方向に引っ張られている事を忘れてはなりません。
皆さんがはずさんが為に手前に横に竿をあおります。でも穂先は一定方向に向いているので、
あおる〜戻すを繰り返すとS字波状が形成され曲がりのピークに急激にかえされるとはじけ飛ぶ様に折れます。
D・S・G社の鮎竿も破損と言う事では同じです。
良く有る話ですが「何にもしないのに折れた!」という方がたまにいらっしゃいます。
よくよく話を聞けば、根掛かり・二ゴイ・マスなどが掛かったと御しゃって下さいます。
不自然な折れ方は魚が通常的な大きさで囮も浮き、野鮎も背びれを見せた時に抜こうとしたら折れた。
これは品質検査制度がありますので製造過程のミスかも知れませんので御利用下さい。
保証書という制度も使い手側の過失により破損したものまで保証するものでは本来ありません。
しかし、なんで折れたのか虚偽の申請をしても現状は保証書が効きます。
つまり、踏んでも挟んでも切っても一年一箇所については自己免責額を支払えば供出してくれます。
有り難い制度です。これも各社同じ方法を採用してます。
核心に触れますが、メジャーの竿は折れなくて!OEMで造らせている我が社等は根掛かりで折れる!
と真剣に怒られた方がいます。D社は部品管理会社を造り仕入を分けました。
莫大な種類と保管期限・償却年数等修理はつきものであるとの経営方針です。
どの位どの様に扱ったはノーコメントでマイナーだから折れる!等々暴言を吐かれました。
折れないとは言いません!でも折れない工夫は出来ます。
メジャーメーカーでは出来ない事、良質高弾性炭素繊維をふんだんに使って安価で提供したい!
鮎釣りが、釣りが好きだから・・・価値観のある商品を造り続けたいだけ。
日本一とか鮎シェア独占!なんて野望は微塵もありません。
理解を賜る方に使って頂ければ本望です。
最後にもう一度「なんにもしないのに竿は折れません。現場で折れた原因を冷静に振り返って下さい」
一方的な文句だけで押し通すのは販売依頼初の暴挙でした。
御自分の技量を低級下させる様にも個人的には感じました。
これにて忘却の彼方に捨て去ります。

2009年9月8日(火)
龍芯竿915 龍星竿90プロトテスト順調

修正プロトが出来上がって龍芯竿は中島〜坂東島〜北島〜飯島方面でテスト。
釣果・プロト使用感想の詳細は論より証拠のここをクリック。

竿の理論・釣りの技術・情報発信の上手さどれを取っても一流のTOMOさん。
氏には心から感謝している。この場を借りて御礼を言いたい。
「TOMOさん有り難う御座います。身体の事迄心配して下さいまして感謝に耐えません!」
それに今回「乾坤一擲さん御手数をお掛け致しました!有り難う御座います。」
やはり釣り人はいい人ばかりだ!

現場で画像を撮る事は余程の連携と釣りを忘れなくては出来難い。
つまり、釣り人と並々ならぬ信頼関係がなくては成立しないという事だ。

一方龍星竿はしこしこと地味に志比堺・飯島や足羽川でテストしている。
延ばしている時から元径の太さ25mm/尻栓最大径26.8mmが手に馴染み
先調子が故の持ち重り感のないバランスが非常に心地良い。
プロト自重240gという急瀬HI POWERにしては軽量で2〜3倍軽く感じる。
いわゆる、硬すぎず柔らかすぎない理想の先調子。
80d+65dカーボンというハイグレードな融合は軽さの中から秘めたるPOWERを発揮する。
メタル0.1号で20cmの囮で25cmの野鮎を瀬切りして抜ける。
22年新作鮎竿に関してはここをクリック。

2009年9月22日(火)
鮎にも未練・アオリにも思い入れが

日記を更新していないのは釣りに行っていないからではなく行っても釣れていないから。
の理由が大半だ。鮎釣りも入れ掛かりの思惑が強すぎて半日10〜20匹位では昼からは海へ。
海も9月3日より「アオリイカ」サイトフィッシングでちまちま狙う釣りはなるべくしない様にしている。
イカに遊ばれて仕舞う傾向が最近多い!餌木の回りを一定の距離を保ちながら眺めている。
餌木が大きすぎて抱けないのであろう。何処へ何を釣りに行けば良いのか・・・・・・・・・・・。

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2009年9月24日(木)
アオリイカ爆釣カラー!餌木は!?

どのSHOPに行ってもサイズ・カラー・シャロー・ディープ・ラトル等々悩む程選択肢がある。
販売していて自分で購入する時にどれにしようかと迷ってしまうのが餌木だ。
今現在アオリイカの平均サイズは俗に言うコロッケサイズ胴長10〜15cm。
このサイズを釣るには3号・3.5号はアピールはするが彼等は医科大を出ているのか、
危険察知能力や自分より大きめの変な動きをする海老の様な・魚類みたいなものは見切ってしまう。
学習済DNA遺伝子をしっかり受け継いでいるのだ。
先ず、サイズは2.5号・2号を選ぶべきであろう。次は肝心な色・模様。
各社イカを釣る前に人を釣る為に単色でない派手カラー餌木で人目を引好!作戦。t
こちらもつい誘いに乗ってしまう。餌木ケースの中はメキシコのリチャリーブレ状態。
怪しげなマスクマンが沢山いる。上の写真は昨日の釣果である。
釣れない時間が続いた!場所も波松〜安島〜なんと梅浦まで305号線を一気に南下!
追っても来ない!生命反応がない!ベイトすら見えなかったのが安島。
雄島回りには如何にもイカ狙いのプレジャーボートがいるはいるは。
鷹巣〜長橋〜菅生・鮎川で小一時間で一杯・白浜〜大丹生〜大味〜茱崎〜蒲生。人人人。
居倉〜左右〜玉川は激戦区!ついに梅浦まで来てしまった。
最初の2時間姿見ず!所があるメーカーのあるカラーにチェンジした途端!乗りまくり!
抱き方が違う身体全体で抱きかかえて離さない!違う色には又無反応!
戻すとHOLD TIGHT!有るんですってその日イカスイッチが入るカラーが!
餌木も定番色と不思議カラーも含めて持ってるべきと痛感しました。
一昨年にもそんな事が有りました!そう言えばその時のカラーに似かよっています。
どのメーカーの何カラーですって!聞きたいでしょう!次回に続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

2009年9月25日(金)
球磨川・相模川 尺鮎を獲る!

本当に有り難く、真から嬉しい事 フナヤオリジナルロッドに対する御礼のメールだ。
画像はK氏が球磨川で釣り上げた多数の尺鮎。(撃龍竿925)
右上は名手 I 氏が相模川で獲ったなんと33cm(尺1寸)(スーパーライトU超硬94)
両氏とも情熱の鮎師でシルバーウィークを利用しての尺鮎狙いの釣行である。
九州・熊本・球磨川幾多の人が尺鮎を求めて遠征する有名河川。
しかし、行く人が必ず尺鮎を手に出来るかというと決してそうじゃない!と聞く。
立ち込む体力・掛ける技術・竿を操作する技がいるのである。
相模川も関東有名河川だがそれにしても33cmは立派だ。
奇しくも同日に竿に対する御礼のメールが入った。

技量を隠しながら竿に対する御礼を述べて頂いている。
くわしくは「フナヤオリジナル鮎竿感想メール」を。
人の歓びには基準はない!オリンピックや競技会の様なハイレベルの喜びでなくても・・・。
こんな聞いた事もない田舎の釣具屋如きの竿!でも・・・使ってみると・・・・。
以外と言いじゃん!先調子の一貫したコンセプトが竿に表れているではないか!
25cmが27cmが・・・・、軽くても強いなぁ!感度も良いではないの!
ふと、にんまりとした事をメールに託して頂いた全国の鮎師の方々心から感謝と御礼をのべます。
「竿造りを携わり少しでも良く言って頂ける事は心を洗われる思いです。
新鮮な気持ちを改めて感じ、何よりも至福を感じます。そして喜んで頂いて良かった!とも」
なるべく資金面では御負担を少なく、竿はハイグレードな物造りを貫き通したいと思います。
御奇譚のない御意見も述べて下さい。「聞くべくはお聞き致しまして今後の糧と致しております。
今迄色んなメールを頂きました事改めて感謝致します。「有り難う御座います!
そして今後共宜しくお願い申し上げます!」

2009年9月27日(日)
九頭竜川と神通川

9月は比較的好天が続き、夏7〜8月の長雨をレジャー的には帳消しにした感、あり!

暑い盛りや残暑の頃は海は親水行為的楽しみもあり、釣れなくても、水辺の涼風や海水に浸るだけでも楽しい。
河川でも水遊びをしないでもないが余程の清流でなければ釣り以外で川遊びはしない。
川遊びで有名なのが岐阜県 長良川 郡上である。
水が冷たくて綺麗であれば清流の石垢をはむ「鮎」も美味しくなる。
香魚と呼ばれる訳が透き通る川の縁に立つと判る。
川が全体的に「西瓜」の匂いが立ち込めている。
こんな河川の鮎は絶対お勧めである。

「清流 利き鮎会」なるイベントが四国で行われ今年で13回目だそうだ。
つまり全国の名川から鮎がもちこまれ「何処の川の鮎が日本一美味しいか!を決める」イベントである。
焼きは炭火の立て焼きでじっくりこんがり!
今年は同じ郡上の和良川の鮎がグランプリ2位が富山・神通川の鮎だったらしい。
ちなみにエントリーは自薦で今年は50数河川の参加だったようである。

準優勝の富山・神通川 九頭竜川と並ぶ北陸の「鮎有名河川」で全国から鮎師が集う。

そして、天然遡上の鮎の数が比較にならない程多く9月一杯30〜100匹と大勢の鮎師が楽しめた。
一方知名度ではひけを取らない九頭竜川・・貧果である。10〜30匹も釣れば・・・・人もまばら・・・・。
何処が違うのか神通川は資源保護の為10月1日〜20日迄を産卵の為の禁漁期間とし、
一方こちらは川に杭を打ちロープを張り鮎を怯え下がらせない様にする「さぎり漁」が河川の至る所にある。
足羽川・日野川も然りである。

一年位では結果は出ないだろうが保護する河川と軒並み獲ってしまおうとする河川では5〜10年後に差が出る。
今の神通川は釣れる数と美味しさ合わせても「日本一の鮎の名川!」と評価される。
自然を売り物にする観光産業は不変的である。

原発が10数基あっても潤うとは言えない!
鮎と同じで「縄張りをもつ」意識を未来の為に解き放つ時代ではなかろうか。
(釣り情報より抜粋加筆)

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2009年9月29日(火)
龍芯竿915超硬EXプロトで30cm巨鮎
龍芯竿915と征龍竿90を予約する前に実釣テストを御希望。
九頭竜川・北島で見事30cmをGET。
潜在能力のある川だが放流歩留まりが悪いのであろう。
例年の様な数釣りと、後半の大型魚奪取が出来ていない。
長年の悪しき慣例のつけが回ってきた?!とは言い過ぎかも知らないが・・・・・。

決して良い条件とは言えぬ中,初めて入川した場所での尺鮎は見事。
日頃の釣りに対する情熱が、思い入れが、前向きさがその結果を生んだに違いない!
詳しくは「オリジナル鮎竿感想メール」を

球磨川・吉野川・富士川・天龍川・相模川等並び評させる尺鮎の宝庫・九頭竜川
何かを変えないと数も大型も期待できぬ河川になるやも。
悪しき慣習は近代的に「CHENGE!YES,WE CAN!」と言わなくてはならない時期。
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2009年10月8日(木)
雨の降る日は・・・・・!

どうやら暴風台風18号も報道される程?大きな爪跡を残さず通りすぎて行った模様。
如何にも厳しそうな場所を選んでの生中継も雨風がやんでいるにも拘わらず原稿と現行の違いは修正されず電波に乗る。
スクープ的な日頃から蓄積された事象をここぞという時に報道するのがジャーナリズムではないか!?
悪い事は嵩に掛かって押し掛け報道合戦。主張を持って正しい!報道をして欲しい。
電波は人を恐怖・不安の方向に導く物ではなく、市民が知り得ない正確な情報をタイムリーに提供する物だと思う。

さて本題、左が9/30(水)梅浦〜玉川での釣果・右は10/7(水)玉川〜厨での釣果。
爆釣とは言えないが朝9時〜昼3時迄の釣果としてはまずまず。
それに両日とも雨の日!昨日はまして台風18号接近中!風が短時間に北東〜北〜北西に目まぐるしく回る日。
雨の日は釣り人は雨具を着れば良い。車に替え衣を積んでおけば不快感も帰りは一掃だ!
何よりも人が少なめで場所が混雑していない。時化の時は別として「曇のち雨」位が丁度良いのかも・・・・・・。
爆釣カラーと迄は断言できないが今年のHITはスケルトン系かリアルカラー系であるような気がする。

皆さんそれぞれ餌木は沢山お持ちだろうが次の買い足しには是非持って欲しいカラーである。

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2009年10月17日(土)
Y オークション

征龍竿90早瀬HPがオークションに出ているよ!と連絡があったのが1週間前。
出品の理由はPowerが在り過ぎるとの事。
2〜3度使用の美品で有るとの事、66000円スタート。
どの位で落札されるのか興味のある一週間であった。

個人的には滅多に見ないPageであるが、
出品の多さと業者の出品と思われる商品の多さに改めて驚き!
東京 M市Kの○●さんが危ないと業界的には聞いたがそれらしい竿が満載!
又、岐阜のTBさんの竿が今だに出回っているのにもビックリ!
和竿の出展の多さと価格にもサプライズ!
今時の人間じゃない様な新たな新発見をした様な感動すら覚えた。

昨日の9:00pmが征龍竿の最終入札〆切であった。
張り付いて見ていた訳ではないので〆切2時間前の7:00の価格、
106000円入札者累計26名であった。
仕事を終えて帰宅したのが9時半頃で最終落札金額は残念ながら判らないが、
106000円以上で落ちた事は明らかである。
小社今季販売価格が138000円税込・【諸事情により来季分より148000円】
からするとお買得感があるとすべきか、あと僅かで新品を購入した方が良いか微妙!?
いずれにせよ需要と供給のバランスで成立するオークション、
鮎竿全般から見た鮎竿としての価値は充二分にあると思う。
離された方にも、購入された方にも今後共「フナヤオリジナル鮎竿」を宜しく御願いしたい。
盗品でない限りアフター関連も完全に行います!(笑い)

御縁があって、競り落とした新ユーザーの貴方!来季用に申込をされた貴方!
実戦で良い竿だと言われる様、今後共一層粉骨砕身努力致します。
「高感度・先調子ロッドの妙を味合われて下さい!」

2009年10月17日(土)
龍星☆竿90プロトNO4〜5・チューニングパーツ完成!!

紆余曲折はつき物ですがスターを目指す「龍星竿」いよいよ完成間近!
何故かプロト2を見た方も、プロト3を見た方も「持ち重りしない良い竿だ!」とおっしゃって下さる。
半分以上社交辞令だとしても誰もが「扱いやすそうだ!」の、
感覚を持って頂ける事は事実である。

そう言う意味では誰にでも愛されそうな自重243g(プロト3)とフィット感のある握り感触、
程良い硬さと先調子
26.5〜25mm(グリップエンド〜握り部位)の細からず太からずは☆となる要素があるのでしょうか?!

工場が嫌がる全面改良3回・部分改良3回の交渉人は開発責任者の私の仕事である事は致し方ない事ではあるが、
造る前まではこうしてああして先径○mm・素材はパン系△d構成・切り寸法は◇cmのXcm延び!
等々価格は●★万まで!と調子設定と素材までも口を挟むが、最終仕上げの、細部チェックは、今回の様に、
幾通りにも組合せ可能なA・B・Cパターンの部位(今回は#1〜3)を造って頂き組み合わせて行くしか解決策がない。
地道な手探り的な作業である。イメージを具象化するのは自分で造れないだけに歯痒く、正しい意見と思っていても
疑心暗鬼になってきてしまうものです。

その修正パーツが今朝届きました。


今回は半日以上掛かる調子チェックの様子をダイジェスト版で御報告する。
通常鮎を抜く距離を想定しペットボトルに280gの水を入れ浮かした状態が左右の画像である。

ちょっと見づらいかも知れないが#1〜3が綺麗に曲がっている。
中央の写真は上部1/4の位置に白い四角に横方向に黒い細いカーブが見て取れないでしょうか!?
280gの水入りPETを横だめで持ち上げている画像なのですが・・・・・・・。
今回のTESTの
アシスタントがK’sVのK氏である事も付け加えておく。(超硬を造るのではない!と念押し!)
氏は激流の龍神の様に思われがちだが、トロ瀬の泳がせも得意とし、渓流釣りは超一流。
サーフキャッスティングもTOPCASTERで釣りの洞察力や生態を語らせれば右に出る釣り師は少ない。
九頭竜返しを決める姿は川筋中NO1だと思う。
余談になったが、K氏が故に起きてくる竿の角度起こした時の竿のカーブにはうるさい!
色んな意見を出し合い、差し替え、吊し替え、持ち手が目視に交代等々組合せの結論が出た。
「良い曲がりをしているなぁ・・・・・硬すぎず、かといって突っ込まれる事もない綺麗な曲線だ!」

あのK氏が超硬の龍芯竿についで急瀬HP・龍星竿にも「良い竿じゃの!」と言ってくれた。

明日は狩野川でのTESTも再開される。
寝れない程☆が夢の中にも出てきたがどうにか決着を見そうである!

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2009年10月26日(月)
たかが竿袋・・・されど竿袋!

オリジナル鮎竿定着度の高まりによって色んな発想やこだわりが出てくる。
竿の素材等は言うに及ばず口栓・尻栓・固着防止・ソリッド穂先等々。
今回は竿に付く竿袋である。
せめて竿袋はニットをつける様に!と最初からこだわったが工場側の採算の都合からか、
ニットでも中国産や日本製でも薄い貧弱な物や延びたら延び放しが混じりだした。
見た目や購入価格より価値観があると思っている小社オリジナル鮎竿!
せめて見てくれの良い物を!ついでにFUNAYA Originalのロゴを入れよう!
話はどんどん拡がっていく!
今ニットより受けているのがジャージ製の竿袋というのは業界での噂。
防水・スリム・フィット感・何よりも川の中まで持ち込んでポケットに収納出来る
こじんまりさが受けている。
出来るだけ竿を竿を剥き出しにしておかないで傷を付けなくする工夫。

来年以降各社発売予定があるらしい。
小社も、単独で乗りかかっている。ロゴは印刷。
ロットは・・・・・・・・・。これが弱小会社の弱い所。
来年の竿のに注目!竿袋はどうなっても竿は御購入下さい。(笑い)

右・・従来 左・・・ジャージ

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2009年10月30日(金)
龍星竿ベンディング画像
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2009年10月30日(金)
龍星☆竿プロト大解剖大作戦

上の画像は今、注目!?の龍星竿のプロトの#1・2のベンディング画像。
ほぼ方向性は決めているのだが、決定する前の経緯を語ろう。

急瀬のマルチタイプを意図して企画された龍星竿プロトNO1。

余りにも先振れ感と引き釣りの際の操作性が足りない!という事でNO2を要請!
変更をしたNO2は先抜け感のある竿に仕上がったが、T氏の#4〜元竿のPowerに見合う#1〜3の修正を!と言う助言もあり#1・#2・#3の節を切る急龍竿・征龍竿タイプに変身。
80+65〜60〜55d素材のマッスルパワーはより見事なウルトラマッスルに変ったのがNO3。
でも、意地な物で張りが出て竿全体が叩く様な、そして嵌合部位に振りガタが出てくるのが気に障る。
(後日判った事だが素材のせいと言うより工場の嵌合微調整未処理が主な原因であった・・冷汗)
T氏も私も目指す所は違っており、オーバースペック気味の竿を是正すべく、出来上がったのがタイプA・たいぷBの修正パーツ!その後TypeCという、T氏が自分の事の様に親身に考え提案下さった究極のパーツ迄、行き着きようやく絞りに絞った四者一択の域に行き着いた。

9月の25日〜10月25日迄毎週・何処をどうすべきか、何を触るべきか、工場との交渉。
仕事とは言え、正しい方向性に進んでいるとは信じつつ道程は長く、無形のものを形ある物にしていく調整役・ナゴシエイター交渉人役が続いた。(夢に迄出る程、あれこれ提案し却下の繰り返し)
一番申し訳ないと感じている事・・・・・それは、実釣での是非を見極めて助言を頂いているT氏の事。
無報酬でのテストをかって出て下さっているT氏には深い感謝と絆そして信頼の念を抱いている。

「仁」と「義」は日々忘れていないつもりである。
T氏が「自分の気に入る竿を、自分の為に造っている。
いわばライフワーク!本当に釣りが好きなんですよ!」

と社交辞令でもおっしゃってくれるのが涙が出る程嬉しい。

実釣で反映された事を元に製品化されていくのが道具類のあるべき姿である。
が、普通はどんな竿でも店内で或いはFISHING SHOWで振り比べて購入する方が90%だ。
実釣して確かめて購入する・出来るシステムは余り存在しないと思う。
小社オリジナル鮎竿もプロトの貸出をしている物の2割強の方しか利用していないと感じる。
振り比べて、或いは100%小社を信用して御購入下さっている。
だから尚更、実釣のイメージが湧き・結びつく「振り調子」にこだわりを持つ!
ましていわんやカクカク・コクコク言う竿など・・・・・しかしてプロトNO3がそうだったのである。
見た目では判らない。原因は最近の竿すべて嵌合が短い曲がりを綺麗に出すVジョイント方式を取り入れているから、接合摺り合わせを再々チェックする様に話している工場も私が催促する急ピッチのプロトオーダー、しかも全面改良3回目・NO3は擦り合わせを一回しかしなかったようである。
延べ2日微調整をした結果雑音は消えた。竿の振れもスムーズになるから不思議だ。
後はチューニングだけの本来の作業に没頭出来る。
結論は出た!

話はフィーリングの話から少しでも科学的な画像の分析に入ろう!
約200g(25匁x3.75gx2=187.5g)をほぼ水平に持ち曲がりをみた。
摺り合わせを完全にやったプロトNO3で昨日の振幅波動増幅テストの印象通りである。
注目は#1の突っ込み全長である。加重テンションを長さが示しているのが伺える。
NO3>たいぷB>TypeC>タイプAの順で張りがある。
つまりテーパー形状と素材トン数の違いがそうさせているのである。
微妙な差異でしかないが、曲がりきっていない程潜在能力を秘めている事に違いない。
何故曲がり方が違うのかという各タイプの詳しい素材や形状の事は社外秘という事でここでは伏せるが好みの竿の調子が似かよっているT氏が実釣での答えと併せて今回も選択肢が一致するか。

貴方ならどのタイプを選びますか!?

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2009年11月5日(木)
我が輩は猫である。

我が輩は猫である。
名前はまだ・・・・・・・ミュウだ。
生まれは愛知県知多半島・半田の生まれよぉ〜。
雨の中、彷徨っていた僕を拾い上げてくれた。
まだミュウ・・ミュウとしか鳴けなかったから命名「ミュウ」
あれから福井に連れてこられて10年。月日は百代の過客にして・・・です。
人間の年で言うと60過ぎ、この家で2番目の長老になりました。ごほごほってか。
猫の語源は「寝子」と言われるだけあって我が輩も一日の3分の2は
2階・3階・4階・屋上と気ままに朝寝・昼寝・夕寝・夜寝をして過ごす。
勿論、大事な仕事は家の留守番。いわゆる番猫だ。
セコムさんの探知器に異常がないか進入路の鍵は掛かっているか、
点検・見回りをする役目が日に数回ある。階段が多い所為か膝関節が・・・・、
ヒアルロン酸とコンドロイチンを今日も飲まねば!
薬は良いのだが、苦手がある!それは魚と肉。
ネコ缶のマグロとササミ以外は口にした事がない!
鮎やフクラギや焼き肉が食卓に並んでいてもつまみ食いする気もない。
それだったら新鮮な草の葉が食欲をそそる。マイケルと同じベジタリアン。
マイケルって?!?猫じゃないよ。
今日はこの位で我が輩の紹介を終わろうとするか。

ご主人様は来季の鮎竿のチューニングも試行錯誤で決定した様で安堵の様子。
あとは、皆さんが共感し見て触って下さって予約を下されば・・・だって。
今日は、招き猫の代役でカメラを向けられたのかなぁ。
御利益があるかは明日以降に注目。では又の機会に。

2009年11月7日(土)
タルイカ!エギング

ターゲットをタルイカだけに絞り込むと出会す回数が激減するから、
ヤリイカを狙いながら、終盤のアオリイカを楽しみながらタルイカもエギングの対象に!
タルイカと出会す時間帯は夜〜早朝・あとは黄昏時がGOLDEN TIME。
見掛けた事は5度程あるが手中に収めた事はない。
餌木でバイトさせた事が一度だけ在ったが港湾工事の台船が入港中で、
船の下に潜られてLINE BREAK!
今思えばやり用があった様な気もする。
タルイカは水面1m〜表層をゆっくり漂う様に泳いでいる。
赤茶色の物体を見つけたら要!留意。
先ずは見渡す様に沖目から足元までをエギングしながら探す事。
雌雄一対でいるから一杯いたらもう一杯もバイトさすチャンス。
引きはロケット噴射!充分楽しめる。
上の魚拓は昨日 梅浦で北川 孝一さんが仕留めた4.5kgのタルイカ。

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